想定する対象者
小・中学校のPTA、教育委員会、その他地域の教育(防犯)関係者
ネット社会の中で、特に携帯電話の存在は家庭においても、学校においても大きな問題を投げかけている。依存症による学力の低下、いじめ問題、そして何よりも容易に犯罪の加害者・被害者になってしまうおそれがある。
大人よりもはるかに先行しているネット社会に関する子どもたちの知識。ネット社会を生き抜くためのリスクとマナーを、私たち大人は真剣に学び子どもたちに教えて行かなければならない。
提供する価値・伝えたい事
この10年で子どもたちを取り巻く環境は大きく変化している。
子どもたちの携帯電話は持ち歩けるインターネット端末であることを認識し、有害なサイトへのアクセスを防ぐためには、単にフィルタリング機能に頼るだけでなく、そのリスク(犯罪に巻き込まれる可能性)を具体的に示し、依存症にならないための対策を早めに取る必要がある。
また、匿名による誹謗・中傷の問題も、解決策は子どもたちの情緒を育てる以外に解決方法は無い。
次世代を担う子どもたちが、やがて主役になるであろうネット社会が、健全な社会となってもらうために、私たち大人は今頑張らなければならない。
内 容
1.インターネットが一因と思われる少年犯罪
(1)2000年以降の殺人事件
(2)出会い系サイトによる事件
(3)その他の犯罪
2.ネット社会の問題点
(1)学校裏サイト(卑猥な情報発信、誹謗中傷、暴力誘発情報発信、悪い出会いからの犯罪被害)
(2)プロフ (見せびらかし発信の逸脱行為)
(3)インターネットプリクラ (誘拐事件、おびき出し)
(4)ゲーム (ゲーム中毒、インターネット上での窃盗・詐欺)
(5)懸賞サイト、ネットオークション(詐欺被害・加害、個人情報の流出)
3.親がしなければならないこと
(1)有害サイト対策
(2)依存症対策
(3)リスクの教え方
(4)いじめ問題の対策
4.現状を通して見る子どもたちの心
(1)性的逸脱行為の背景
(2)自尊意識・帰属意識の欠落
(3)感情のブレーキが利かない
(4)虐待による負の連鎖
業務外の講師への取次は対応しておりません。