提供する価値・伝えたい事
3月11日以降、「震災後の日本」について話してくださいという依頼が増え、「共生」をキーワードに話をさせていただいています。自然災害は必ず起こるもの。立ち向かって勝てるものではない。原発が危険だからなくせばいいというような短絡的な考えではなく、どうやって代わりになるものを生み出すか?今ある資源をどう使うか?という議論が大切。ヨーロッパ各国で25年以上にわたり続けられている「世界宗教者平和の祈りの集い」の天台宗代表使節団団長を何度も務め、世界中の宗教家が一同に集う会で、スピーチをさせていただいています。そこで感じるのは、日本以外の国では、宗教が教育にしっかりと組み込まれているということ。多くの不安を抱える社会の中で、我々宗教家の役割が今まで以上に求められていることを感じます。時代が変わっても変わらない大切なものをみなさまにお伝えしていきたいと思っています。
内 容
■災害との共生
黒部ダム建設にかかった費用は513億円(現在の価格で1兆4千億円) 171人の殉職者の上に完成。10基の水力発電をを使って89万キロワット。小さな原発1基(3000億円)で100万キロワットのエネルギーをつくり出す。自然からいただくものには、費用も労力も必要。
■東日本大震災で世界中から注目された日本人の思いやりの心
■世界の宗教家との交流によって感じる、宗教家の役割
■日本はこれからどこに向かっていくのか?時代によって変わるもの、変わらないもの
■幸せを感じられる生きかた
業務外の講師への取次は対応しておりません。