想定する対象者
●禅の公案(問題)に、「達磨安心」無門関第四十一則・・として
師の達磨に慧可(2代目エカ)が「不安な心を解消してほしい」と問いかけます。達磨は、つれないことは百も承知で「不安な心」を持ち出して、見せてミヨ・・と迫ります。
心をさし出せ!と言われても、どうぞと手のひらに載せられません。
●安心とか・・安全について・・どれだけ説明しても、不安は拭えず、油断すれば事故が発生します。
いったい どうすれば事故を予防し、不安は解消できるのでしょうか?
「達磨安心」の公案(問題)で、苦心惨憺して出した慧可の答えは・・
不安な心を差し出そうにも出せません・・が結論でした。(ここからは面と向かったお話しの中で・・)
・・不安といい、日頃、注意している事故にしても、言われても、失敗しても、またおきてしまいます。
どうすれば、無事故、安全・・安心の社会にすることができるのでしょうか・・
やはり、禅語に「脚下照顧」とか「看 脚下」とか・・足元を照らし見る・・との意味の禅語が登場します・・(これも詳しくは講演時にお話ししますが)まず、本当に自分の心の底から(まるで手を目として)看るように・・足元を看なければ、「看 照顧」にならないのです。
提供する価値・伝えたい事
◆セーフティ講座・・
まず、「生きる尊さ」を識ることから、安心・安全が産まれます。でも、蕎麦屋の窯の中・・湯(いう)ばかりではダメ。実践・・行いがあってこそ。
皆さんには、日頃の折々に、たった「3分間ひとりイス禅」をおすすめします。
禅は、必ずしも 坐禅が必要、充分条件ではありません。調心の3分間・・安心・安全への第一歩です。
簡単です。姿勢よく椅子に坐り、両手は結ぶか、膝の上に置くか・・目は半眼(つぶらず)にして、1呼吸10秒程度の長い呼吸を6回(数えると約1分間・・)3分間なら18回行ってください。
それだけで、ざわついていた心が落ち着いてきます。
誰の指導も受けず、干渉もされず、一人で静かにやってみてください。
内 容
サンケイ(大阪)新聞に月1回全頁の交通関係の『安全講座』を三十年間、執筆担当。大阪府市、府警本部、フジサンケイグループの後援。
事故ゼロをめざす安全キャンペーンの根底には、大学当時から、鎌倉・円覚寺に参禅した事・・3分間ひとりイス禅が、ずっと、今も役立ってじます。
危険と安全は表裏一体のことであり、不安と安心は抱き合わせの心です。
安心とか安全は・・いくら注意喚起して努力しても、貰い事故もあり、不意に発生します。
剣道でいう「後の先」とか、弓道は究道・・でいう「呼吸法」とか・・身についた心構え(体覚)だけが、イザというときに役立つのです。
「3分間ひとりイス禅」は、誰からも習わず、自分ひとり・・例えば、寝る前の3分間・・寝禅して、何時の間にか寝入る・・清々しい心境にいざなってくれます。
私は、はてなブログ「禅者の一語」で、千年前の禅者たちの語録「無門関」や「碧巌録」の意訳・・わかりやすく解説していますので、どうぞ三分間ひとりイス禅のよすがにしてください。「安心、安全」の講演のほか、仕事やマーケテング、商売の話の時にも、必ず三分間だけ、お話しさせていただいています。
会(有)難うございました。
根拠・関連する活動歴
●はてなブログ 禅者の一語 3分間ひとりイス禅
http://isuzen.hatenablog.jp
碧巌録 意訳/無門関(素玄居士提唱)意訳/般若心経 解読 ETC
●質問や問合せ・・Mail: taijin@jcom.zaq.ne.jp
業務外の講師への取次は対応しておりません。