提供する価値・伝えたい事
「心にビタミンを!」が基本の、多田そうべい「大人の寺子屋」は、いつも教室スタイルで講演。
歌謡界で活躍していた多田が、何故、今講師として全国を回っているのか・・・。そのキッカケは、18才の息子を血液の難病で亡くしたこと。彼が残してくれた数々のエピソードを交え、「親の生き方」を考える。
その原点は、「誰もが心に優しさを持つこと」でしょう。子育ての真っ最中、子育て卒業の大人たちも納得。
笑いあり、涙あり、そして、歌ありで、肩の凝らない型破りの90分をお約束。
内 容
今、常識が非常識に、非常識が常識に。首を傾けたくなる大人の言動が目立ちます。
もう一度、「心の原点」に戻り、おかしな事例を挙げて「あなたの考えは?」を問いかけます。
「すでに給食費は払っています。だから、いただきますは言わなくていいのです。」や、「おはよう」「こんにちは」の挨拶はなぜするの?。無駄な言葉です、と親が学校に抗議したニュースがありました。その時、若い先生も「その通りですね。」と同調したとか・・・。
食べ物を口に運ぶ時の「いただきます」と、プレゼント品の「いただきます」とは意味が全く違うのです。食べ物は、「(あなたの命を私の命に変えさせて)いただきます」なのです。いただきますの前に、()内の言葉がある事を知っていれば・・・。
核家族化が進み、昔からの良きしきたりが消えつつあります。家庭でも、学校でも、職場でも、地域でも、一日は挨拶から始まります。挨拶は「心のコミュニケーション」です。「それが無駄」という風潮をどう思いますか。このままでは無味乾燥な殺伐とした社会あるのみです。良い習慣、風習、しきたりを子どもたちに残す。これが大人の努めです。
まとめとして、一部の大人の考えに振り回されない正しい「智慧(ちえ)」を持ち、「良いものは良い、悪いものは悪い」とはっきり言える大人の手本を見せましょう。
「慧(え)」は「正悪をわきまえられる人」を意味します。物に対して「勿体ない」はありますが、心に「勿体ない」はありません。大いに心の器を広げ、良い物(心)を子どもたちに残しましょう。
また、「権利」ばかり主張して、「義務を忘れている」大人にならないように・・・。
業務外の講師への取次は対応しておりません。