想定する対象者
広く一般の方々
提供する価値・伝えたい事
権威や権力を信じるよりも、個人の価値観を高めなければ真実には近づけない。
差別や偏見をなくすためにも、まずは“常識を疑う”ことから始めよう。
人と同じでなくてもよい。みんなについて行かなくても構わない。
ドキュメンタリーの取材を通じて得た体験などを基に、人権について問いかける。
内 容
◎放送と人権の関わりについて
阪神淡路大震災では、関西からの取材班と東京から来た取材班とでかなりの温度差がありました。東京から来ていた有名なジャーナリストでさえ、被災者の気持ちをくむことができず、傷つけている姿を目の当たりにしました。取材する際に大切なのは「相手と近い目線で話すこと」。そうでなければ、真の報道はできません。テレビや雑誌等の情報を鵜呑みにせず、外見で物事を判断してはいけないということについてもお話します。また、NHK勤務時代に、人権問題に精通する福田雅子氏(当時プロデューサー)と共に同和問題の番組を手がけた時のエピソードも交えてお話します。
「相手の人権を守ること」を一番に考えて取材・報道に携わり、現在、大阪・京都の高校にて「人権教育の授業」を毎年行っています。報道する側の立場から「人権を守るとはどんなことなのか?」ということを、広く訴えていきたいと考えています。
業務外の講師への取次は対応しておりません。