行動することの勇気と責任 
~私の指導方法より~

吉澤知之
よしざわともゆき

吉澤知之
よしざわともゆき

クリスタルエアー 代表
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提供する価値・伝えたい事

「何をして良いのか分からない」「将来の希望はあるが最初の1歩が踏み出せない」「自分を変えたい」等、多くの人が不安や焦りを感じていると思います。

自分のやりたい事を探し、決断し、行動する事は簡単なことではありません。
しかし行動しなければ何も変わりませんし、行動すれば必ず責任が伴います。
その責任を負う勇気こそが求められている時代ではないのでしょうか。

私の座右の名は「行動して後悔するより、行動しないで後悔する方が耐えがたい」
私はこのメッセージを、自分自身の経験をもとに伝えて行きたいと考えております。

内 容

◎勇気と責任

猪突猛進だけが勇気ではありません。その場面や状況によって求められる勇気も違います。空を飛ぶという事を背景に、それぞれの場面でどのような判断が求められていたのかをお話したいと思います。

1.1歩踏み出す勇気と責任
 自分自身の希望や夢を実現させる為には、決して諦めてはならないし、そこに向かう勇気が1番尊いものです。目的に向かって奮闘や努力をしている姿は、眩しく他人にも勇気を与えます。

2.そこにとどまる勇気と責任
 このまま前進するべきなのか。中断するべきなのか。このような判断をしなければならない場面は常にあります。1度立ち止まり改めて状況を判断する勇気と責任が、自分自身や他人を守る唯一の方法です。
 
3.引き返す勇気と責任
 これ以上進めば取り返しがつかなくなるけど、止めたら今までの苦労が全て水の泡となってしまう。このような状況も常にあるものです。そこで止める勇気や引き返す勇気が持てるか。それに伴う責任にどう対処するのか。この判断と決断こそが最も重要なものであると思います。


◎私の指導方法

指導方法はインストラクターによって違いますが、共通しているのは「主役は訓練生」という事です。訓練生を導く為には押し付けの指導では殆ど効果はありません。訓練生が伸び悩むのはインストラクターの指導方法に問題があるからです。

1.技術を伝える事だけで良いのか。
 パイロットにはいろいろな資質が要求されます。所謂適正と言われるものですが、訓練が始まる前にその適正を全て持ち合わせている人は殆どおりません。適正と言われるものはライセンスを取得するまでに備われば良いものです。その意味でインストラクターは人間形成にも係わっているものと言えます。

2.信頼関係がすべて
 インストラクターと訓練生の間に信頼関係がないと、訓練生の長所を伸ばし、短所を長所に変えていく事は絶対にできません。
 この信頼関係こそが全ての始まりであり、最後まで続くものなのです。

3.目的を明確に
 何をするにも確たる目的がなければ、訓練生は戸惑ってしまいます。目的に到達できた満足感が、次の目的に向かう原動力となります。

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