想定する対象者
キャリアに興味のある方すべて
提供する価値・伝えたい事
●キャリアとは?
・キャリアの語源は、わだち(轍)。 先頭に立ち、常に選択する。
・選択の指針は、自己理解(キャリア・アンカー)と 自己発信(Brand you)。
・あなたのキャリアはあなたのもの。 そして、互いに助け合えるもの。
・綿々と続く、キャリアの選択。 正解主義より修正主義で。
●キャリア・マネジメント
・人としての成長(依存-自立-相互協力。やり手から与え手へ)。
・リーダーシップ(長から全員へ。個人によるリーダーシップ)。
・ワーク・ライフ・バランス(奪い合い vs. 与え合う。一人ひとり違っていい。人生トータルで考える)。
内 容
上記をサポートする個人例として、以下の挿話を用いる。
1)シャンプーの製造プロセス開発
日本での成功を受けて、一人でインドネシア、マレーシア、台湾とアジアを行脚しては、現地の工場長始めみんなで協力して、それぞれの国で製造できるようにしました。 英語がまだそんなに得意でなかった頃、どうやってコミュニケーションを図り、またチームの信頼をとりつけていったのでしょう。
2)世界で1500億円を売り上げた、コンディショナーの開発
イギリス、アメリカ、ベネズエラのチームと協力して、世界の消費者に喜んでもらえるコンディショナーを開発しました。 髪の毛といっても、世界を見渡せば、色、太さ、形、長さと全然違います。 それぞれの国の人たちも、自分の国・地域に都合のいいものを欲しがります。 それらの違いをどうやってまとめあげていったのか、ビジョンの大切さ、リーダーシップについてお話します。
3)ベルギーに赴任して、柔軟仕上げ剤の開発
日本で大ヒットしたあるブランドの中身は、ベルギー赴任中の私のチームが開発したものです。 約30人のチームに日本人は一人という中で(他は、みんなイギリス人、フランス人、ドイツ人、ベルギー人、オランダ人、イタリア人、バングラデシュ人等)、どのようにチームをまとめ、人としてともに成長していったのでしょう。
4)ワークライフバランス
「5時まで男」、「5時から男」だった新入社員時代、仕事に没頭し、24時間態勢でグローバル・プロジェクトを進めた仕事中毒時代、妻の妊娠が分かり、そのつわりの激しさに「代わりに産むことはできないけど、育てることはできる」と育休を決心し、24時間態勢で育児と向き合った育休父さん時代、復帰後「育児の共有」をキーワードに進めたデュアル・キャリア(共働き)、娘の共有への仲間入り、など。
業務外の講師への取次は対応しておりません。