想定する対象者
中小企業経営者および経営幹部
中小企業にとって長期低迷する経済環境に、東日本大震災・原発事故が加わり、先行きがますます見えず大きな不安を抱えている。
このような中で経営者の最も大きな悩みは「資金繰り」といっても過言ではない。中小企業経営者のおおよそ7割がこの問題を抱えており、資金繰りの悩みを解決させる手法を学ぶことが不可欠なこととなっている。
提供する価値・伝えたい事
経営者にとって最も大切なこと、それは何といっても“愛するわが社を守り、発展させる”ことにあります。
一方、中小企業にとって、これまでの長期低迷に東日本大震災・原発事故による放射線汚染が加わり、さらに先行きが見えなくなった経済状況の中で、多くの経営者は数え切れない悩みを抱え込んでいます。
その共通する最大の悩みが“資金繰り”ではないでしょうか。ひとたび資金が途絶えたときに、わが社は破綻することになるからです。
この“資金繰りの悩み”から逃げず、逆に攻めることによって活路は開けてきます。そのために、「実践資金繰りセミナー~資金繰り 逃げから攻めへ~」によって、講師自らの実体験をもとに、緊急の資金繰り対応から本格的な経営改革までの具体的な方法をお伝えいたします。
ぜひ“転ばぬ先の杖”として、当実践資金繰りセミナーを活用してください。
内 容
<カリキュラム>
1.中小企業を取巻く経済環境
1)中小企業の景況
2)金融関連の変化
2.破綻するとどうなるか
1)破綻は対岸の火事ではない
2)三途の川を渡るな
3)破綻するとどうなる
3.自社の経営状態を知る
1)債務者区分が会社の格付
2)金融機関のはどう動くか
3)自分で見極める簡易診断法
4)わが社の経営力の位置づけは?
4.逃げから攻めの経営
1)資金繰り解決の基本ツール
2)緊急資金対策
・緊急出血(支出停止)を止める
・緊急輸血(資金調達)の仕方
3)資金繰り体質のより強化策
リスケジュールからサービサー対策まで
4)経営形態変革策(組織再編)
会社分割からM&Aまで
5)経営改革・・・儲かる会社への変革
5.危機を乗り越えるために
1)危機を乗り越えるポイント
2)実践的資金繰り支援事例
根拠・関連する活動歴
早稲田大学第一理工学部電気通信学科卒。日本ビクター株式会社勤務を経て、経営コンサルタント会社を創業。さらに経営を実体験するために電子機器製造・販売業の経営を併行する。上場会社、海外法人を含めて13社の代表、役員を歴任。下請けからメーカーまで、起業から上場、倒産から再建、M&Aと経営のあらゆる局面において陣頭に立ち指揮をとり続けてきた経験をもつオンリーワン的経営コンサルタントである。
自らの経験に裏付けされた独特の改革手法により、1,000社を超す中小企業の経営改革の実践的指導・支援を行ない、1千社を超す企業を資金繰りの危機から救い、“1年間で赤字脱却・健全経営”へと導いている。
著書に『会社が赤字になったら読む本』(PHP)、『社長の器』(PHP)、『一年で儲かる会社にしようじゃないか』(日本実業出版社)、『潰れない会社にするための12講座』(中公新書ラクレ)、『勝ち抜くための経費削減』(朝日新聞社)、『小さな会社が成功する法』(廣済堂出版)、『社長が仕掛ける攻めのコストダウン』(アーバンプロデュース)他多数。さらに経済専門誌にも多くの執筆や年間50回を超す講演・セミナーを経営者、金融マン、税理士・コンサルタント等専門家を対象に行っている。
未来事業株式会社 代表 経営プロデューサー
業務外の講師への取次は対応しておりません。