世界には、「生きるために命をかける子どもたちがいる」
「人によって迫害され、人によって救われる」
「16歳の小学生」
「人間は“衣・食・住”だけでは生きていけない生きもの」
人権・平和
想定する対象者
お話しさせて頂きたい内容は、すべて私自身の体験に基づいたものです。どんなに苦しい境遇におかれても、私は決して自分を見失うことはありませんでした。その心の強さを与えてくれたのは、わずか10歳までしか一緒にいられなかった、大好きな両親からの愛情のおかげです。
提供する価値・伝えたい事
10歳で戦争を体験し、両親ときょうだい4人を失いました。それでも私は、決して生きる希望をうしないませんでした。
これまでに、人間によって迫害されたけれど、人間によって救われ、再び人を信じることができました。そして、生きることに対する執着心、生きる力を強く持ち続けることができました。
つまり「人は一人だけの力では生きていけない」ことを学びました。
内 容
カンボジア出身の私は、10歳で戦争を体験し、両親ときょうだい4人を失いました。そしてあれから35年の月日が流れました。
16歳で日本の小学校に編入し、19歳で中学生に、35歳で高校生に。日本の教育制度の素晴らしさのおかげで、いくつになっても学べることの喜びを、特に子どもたちに伝えたいです。
なお祖国カンボジアでは「迫害され」、日本では「外国人の壁」を感じました。しかし、多く方々から優しい手を差しのべられたおかげで、私は新しい日本の家族と再び幸せを手にすることができました。
皆さまには一見して「遠い」ことのように思われがちです。しかし、私が体験したすべてのこのことは、「皆さんの足元から起こり得る」ことばかりなのです……
業務外の講師への取次は対応しておりません。