想定する対象者
恋人から日常的に受けている暴力(支配や干渉も入る)を暴力だと思わずに、愛されているから仕方ない行為だと思っている若い人たちに、それはデートDVであり、あなたは被害者であることを伝えたい。
短大や4年制の大学で女性学を講義する中で、学生がデートDVの被害を受けている実態に気づいた。ある年は、200人の受講生のうち、20人がデートDVの被害者だった。授業を聞いて初めて、デートDVの怖さに気づいたという学生が多かったから、社会的にも認知してもらおうと、2008年9月、デートDVを啓蒙するオリジナルCD「愛という名の暴力」を、オリエントレコードから制作した(作詞&歌手)。
提供する価値・伝えたい事
デートDVについては、人生経験も浅く、愛するという行為に幻想(ロマンチック・ラブ・イデオロギーと呼ばれる)を抱きやすい世代は、暴力すらも愛情だと思いがちである。そして、被害者である状況から抜け出せないでいる。助けをもとめていいこと、助けを求める方法はいくらでもあることを伝えたい。
内 容
短大や4年制の大学で、女性学を講義する中で、学生がデートDVの被害を受けている実態に気づいた。そうした事例を受けて、2008年9月、デートDVを啓蒙するオリジナルCD「愛という名の暴力」を作詞、みずから歌手として歌っている。講演の際には、最後にCDを流して聞いてもらっている。
業務外の講師への取次は対応しておりません。