想定する対象者
保護者、教職員の方々
内 容
<1>新入社員の異変
○ここ数年、就職活動の面接では「素晴らしい人材」だったのに、入社となってみたら、まったく使えないという新入社員が増えている。
★問題点★
①俺が!という強い自己主張が強すぎる
②物事を判断するモノサシ(基準)が一本しかない
③相手の立場を思いやることができない
○その結果、技術や知識は豊富で、ルーチンワーク(マニュアルにある決まり切った仕事)はできても、その場でフレキシブル(臨機応変)に対処する仕事ができない。
★新入社員に期待するのは「フレキシブルな対応」であり、技術や知識、ルーチンワークではない。それで、企業側も「とほうにくれている状態」という。困った。
<2>コンピュータ時代に求められる能力
○もの覚えが悪かったら、仕事ができないのか?
○今、記憶力は、あまり必要がない。コンピュータのデータベースを検索する方法がわかっていれば、たいていの知識は「インターネット」にころがっている。
○知識は必要か? 知らないより、知っていたほうが有利な「知識=常識」はある。だが、大事なことを捨ててまで、知識を覚える必要はない。逆に、「知識=常識」が邪魔をして仕事の進行を妨げる場合もある。
★コンピュータ時代に必要な能力は、「右脳」と「左」をつなぐ力。記憶する力は、必要最小限で何とかなる。
<事例>
つくば学園都市にあった「リアルワールドコンピューティング研究プロジェクト」(通称RWCP)を率いる島田さんは、人工知能研究で「マンガ」を研究していた!
◎仮説
☆最近の若い人たちは、コミュニケーション能力が、著しく欠如している。
<3>お金を儲けて、何か悪いんですか?
○学校で起きている不思議な現実は、社会で起きていることに原因がある。
◎学校外で変なモンスターがいるから、子どもたちが荒れ、親たちが乗り込んでくる
★ポイント
○おかしいのは、子どもたちだけではない。大人たちのほうが、もっとおかしい!
<事例>
○ホリエモンに志があったか? 村上ファンドは、何をして儲けたのか?
○相模原のホンダクリオ~飛び込み営業を廃止して、店舗で「おもてなし」を始める
○バイクライダーが、下半身不随に。第2の人生を歩み始めた。
<事例>
○こんな人とは、一緒に仕事をしたくない!
<4>今、家庭で何ができるか
○父は、自分の人生を、子どもたちに語るべき。
○父は、人生の楽しさは、勉強だけではないことを、子どもたちに実感させるべき。
○自分にしかできない夢にチャレンジ
<事例>冒険家・風間深志さんの生き方
<5>偏差値のモノサシでは、能力の百分の一しか測れない。
◆生命の不思議
○生まれてきた「奇跡」
○同じ人は、一人もいない
○研究者はまだ、大腸菌一つ、生み出せない
◆遺伝子だって、その働きが変わる(筑波大学名誉教授・村上和雄先生の研究)
ポイント①お笑いが病気を治す
ポイント②お笑いが、遺伝子の働きを変える
ポイント③遺伝子の働きには、2種類ある
業務外の講師への取次は対応しておりません。