内 容
義母の「認知症」介護から12年。母の失われていく記憶の代わりになればと、日々を絵日記に綴る。表情やしぐさ、言葉のひとつひとつを思い浮かべ、書いていく。忘れても、忘れても、読めばそこにうれしい言葉が散りばめられている、ラブレターのように。
「母に伝わるだろうか。一緒にいると、なぜだか楽しいということ。変わらず大好きだということ。そしてあなたに支えられているのだということ」
──介護の秘訣、日常でのやりとり、家族の絆……介護に悩む人、不安をもつ人すべてに、「明るい介護」を実践するヒントを与えてくれる、心温まる感動の “絵日記介護”体験記。
(*著書『記憶をつなぐラブレター』(朝日出版社)より)
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