想定する対象者
経営者、管理職、歴史が好きな方、一般の方々
提供する価値・伝えたい事
若い頃から様々な苦労や経験を積んできたことで人望篤く信頼の高い大人物となり、自身の力で明治維新を成し遂げたにもかかわらず、そのことを驕(おご)るどころかひたすら無私の精神で生き抜き、最後にはすべての矛盾を一身に引き受け、賊軍として城山の露と消えた西郷隆盛。
彼の人生そのものが日本人の誇りであるとともに、彼の生き様に学ぶことこそが、我が国を立て直す大きな流れにつながるのではないでしょうか。
内 容
西郷隆盛が激しく戦ったのは、出来たばかりの明治政府を自らの手で潰すためではなく、急進的な近代化にこだわるあまり、日本の伝統を粗末に扱おうとした明治政府への「日本精神からの異議申し立て」とともに、武士が築いた明治維新でありながら、その武士を葬り去らねばならなかった矛盾を一身に引き受けての、壮絶な「死出の旅路」だった。
1.若き日の西郷と藩主斉彬との出会い
2.不遇の時代を乗り越えて討幕へ
3.西郷の武士道精神を支えたものとは
4.征韓論争にも見られた「武士道精神」
5.西南戦争に見られる西郷の「覚悟」
6.身は城山の露と消えても
根拠・関連する活動歴
講演者の名前を冠した「黒田裕樹の歴史講座」は、平成21(2009)年4月から回を重ねて、「本物の歴史講座」65回を軸として、全国で270回の講演を行う。
長年の実績に裏打ちされた「分かりやすくて楽しい歴史教育」の実践に努めている。なお、現在は大阪と東京で同じ内容の講演を、原則として奇数月に実施。
歴史の流れを重視した「人物史」
史実の光と影や世界情勢を踏まえ、時代を動かした人物を軸に大きな歴史の流れをつかむ講演内容をメインとし、徳太子や織田信長、あるいは西郷隆盛や昭和天皇などの歴史に名高い人物のみならず、樋口季一郎や田中久重、あるいは山田方谷など、知る人ぞ知る大きな実績を残した人物についての造詣も深い。
平成28(2016)年の7月から8月にかけて、広島県安芸高田市の人権会館で「日本と韓国のほんとうの歴史」など3回の連続講演を行うとともに、リベラルな団体で「自由民権運動」や「大日本帝国憲法」等のテーマでも行う。また、教育委員会の後援を受けた講演や、自衛隊の部外講話実績もある。「ヘイト行為」を絶対に許さない人権会館から講演依頼を受けている実績が、「差別」や「ヘイト」とは無縁の黒田裕樹の姿勢を証明している。
業務外の講師への取次は対応しておりません。