想定する対象者
・「部下」とどうコミュニケーションをとってよいか分からない管理職
・「上司」と反りが合わず困っている従業員
・管理職と従業員の間が上手くいっていないと考えている経営者
・やたらと従業員からの相談ニーズが多い人事部担当者
提供する価値・伝えたい事
<受講者がこの研修で得られるもの>
・上司と部下がなぜ「すれ違い」になるのかがわかる。
・職場の人間関係が改善される。
・従業員がすぐ辞める問題点がかいぜんされる。
・リモートワークでも応用できる人間関係を築ける。
内 容
1.講演部(1時間00分)
① どうして、上司と部下は「すれ違う」のか?
・コミュニケーションは「心の交流」
・心には機能がある!
・上司と部下では、使う心の機能が違う!
② あなた自身は、どのように心の機能を使っているか? 〜自分を客観的に知る「心の機能」5つ〜
・「厳しさ」…意志の固さ、頑固さ、規律を守る心
・「優しさ」…他人に対する思いやり、世話焼き、共感の心
・「論理性」…客観的、事実、数字や根拠、結果を重視する心
・「自由奔放さ」…前例や常識に囚われない、自分の思いや感情に素直な心
・「協調性」…他人に合わせようとする、他人の言動を気にする心
※ここで、「ディグラム診断」をする。
③ 「心の機能」から見えてくる「上司」と「部下」の交流
・上司は部下に「厳しさ」を求め、「協調性」で対応して欲しい。
・部下は上司に「優しさ」を求め、「論理性」で評価して欲しい。
・いかに、「上司」と「部下」のキャップを埋めるか?
2.グループワーク部(1時間30分)
①厳しさ、協調性を求める上司の気持ちを理解する
お題を提示、例:会社の規則を守らない部下にどう対応するか?
それぞれ意見を出してもらう
それに対して講評
②優しさ、論理性を求める部下の気持ちを理解する
お題を提示、例:気分で言うことが変わる上司にどう対応するか?
それぞれ意見を出してもらう
3.まとめ(30分)
より良い「上司」と「部下」の関係を目指すために、意識する「心の機能」
・「厳しさ」→部下が会社の規則を守らないときに使う
・「優しさ」→部下の感情を共有し、存在を承認するときに使う
・「論理性」→会社でのコミュニケーションの基本、感情を抜いて大人の対応をする
根拠・関連する活動歴
ディグラム分析士+ISOマネジメント
性格分析の「ディグラム診断」と出会い、開発者の木原誠太郎氏の元で直接、ディグラム診断を真髄を学ぶ。精神療法の現場で使用されている「エゴグラム」と、統計学を組み合わせ、占いではない科学的根拠のある手法で性格を分類するディグラム診断が、数多くの企業の業務改善に役立った実績に触れ、ISOマネジメント手法を組み合わせた独自のコミュニケーション改善手法を開発。現在これを用いて「人間関係円滑化のための性格改善アナリスト」として、組織のコミュニケーションの改善を進めている。
業務外の講師への取次は対応しておりません。