想定する対象者
・国際協力・平和活動・ボランティアに興味がある方
・ベトナムスタディツアーに参加したことがある/これから参加したい方
・ベトちゃんドクちゃんのドクさんとの交流を通じ平和・枯葉剤など学びたい方
・学校教育関係者
・ベトナム戦争・枯葉剤について学びたい方 など
提供する価値・伝えたい事
今だからこそ、改めて平和とは何かを考えてみませんか。
入場者数アジア第一位、世界で10位の戦争証跡博物館でベトナムの歴史を学び、ドクさんと交流します。
ベトナム戦争時に米軍が散布した枯葉剤の影響で結合双生児として生まれた「ベトちゃん・ドクちゃん」で知られるドクさんの話を聞けるツアーです。
内 容
ベトナム戦争は1955年頃~1975年4月30日まで、約20年もの間、インドシナ半島を巡って起きた戦争です。
「宣戦布告なき戦争」であった為、始まった日は 明確に決められないが、第一次インドシナ戦争で、南北に分断されたベトナム政権に、北ベトナムにはソ連、南ベトナムにはアメリカが介入したという、表向きは 「北ベトナム」対「南ベトナム・アメリカ」の戦いだったが本質的には「共産主義」対「資本主義」の戦争でした。
1962~71年にかけてアメリカ軍は戦地での病気を招く害虫の駆除という建前で上空から枯葉剤の散布する「ランチハンド作戦」を開始しました。
この枯葉剤により、腹部と生殖器、肛門部分が繋がり、2本の脚と1本の短い脚しかついてない状態の結合双生児として1981年2月25日に産まれたのが「ベトちゃんドクちゃん」です。
1980年代からベトちゃんドクちゃんの結合双生児の写真が日本中に紹介され、1985年に「ベトちゃんとドクちゃんの発達を願う会」が結成され、車椅子を贈り、その後も日本から多くの温かい支援が届き、ベトちゃんドクちゃんは日本の人々により助けられ・育てられました。
そんなドクちゃんも今では双子の父親となりましたが、今なお枯葉剤の後遺症に苦しんでおります。
自身の経験や生い立ちを元に基調講演の後、ドクさんとのオンライン交流会を実施します。
ドクさんとのオンライン交流を通じて戦争の悲惨さや残酷さ、平和の尊さを再確認し、枯葉剤の被害が原因でもたらされている現在の問題について講演。
根拠・関連する活動歴
ベトナム語の講義ですが、現地日本人通訳者による同時通訳になります。
業務外の講師への取次は対応しておりません。