想定する対象者
個人が生き生きと働き職場が活性化する職場づくりを望む労働組合幹部、支部執行委員、職場リーダー
提供する価値・伝えたい事
産業界が急速な変貌を遂げ、「働き方改革」が進行する中で、突如起こったコロナウイルス禍が拍車をかけ、労働の在り方の見直しを迫っています。その中で、社員にストレスの犠牲者を出さずに、心身ともに健康で生き生きと働くために労組がどう動いたらいいか、そのポイントを学びます。労働組合がメンタルヘルスを正しく認識し、労組活動の充実をはかり、活力ある組織をつくるための課題を理解します。
内 容
学びのポイント
◆コロナ問題を労働の視点で理解する◆歴史的視点で労組の課題を整理する◆メンタルヘルスのターゲットとアプローチを明確化する◆組合員のケアとサポートの基礎を理解する◆より良いコミュニケーションのためのポイントを理解する◆活力を生み出すために人間の心の内面と本質を理解する◆活性化に不可欠な心理的安全性を理解する◆良き職場づくりのための課題を整理する
進 行
[プロローグ] コロナ禍をどう見る - 今ここから何を学ぶか
1.労組は歴史的にメンタルヘルスをどう捉えて来たか
2.メンタル・ヘルスは何をすればいいのか
3.組合員へのサポートとケア
4.組合員とつながるには
5.組合員の活力を生み出すための人間の内面と本質の理解
6.職場の活性化につながる“ 心理的安全性”の理解
7.最後に ー良き職場づくりのための課題整理ー
根拠・関連する活動歴
これまで30年間企業の現場のメンタルヘルス調査をするとともに、働く人の人間関係を研究し、心理の専門家への教育や産業カウンセリング学会や産業ストレス学会などで学会発表などを行ってきました。また企業の管理職や労組などへの講演も数多く行い、現場の実際の問題にも関わり、マネジメントと人間関係の間の問題解決にもかかわってきました。その知見を活かした研修をしたいと考えています。
論文 「いのちに資する労働組合運動のために」で、ゼンセン同盟第5回山田精吾顕彰会論文コンテスト 入賞 2002、著書に「今を生き抜く 幸せに働き、喜んで生きるための36章」(コープ出版)2012、「組織を通して社会貢献する構図を」『安全スタッフ』2018他
業務外の講師への取次は対応しておりません。