想定する対象者
主に、以下のような課題感をお持ちの行政・地方自治体の職員が対象です。
「コワーキングをコミュニティとして地域の活性化に活かしたい」
「コワーキングというプラットフォームを活用して地元での起業・創業を支援したい」
「コワーキングというスキームを官民協働で運用したい」
「施設や設備などハード面は用意できても、肝心の運営ノウハウがない」
「ハコは作ったのはいいが利用者がなかなか増えない」
「コワーキングを整備することで地元へのUターン、Iターン、Jターンを促したい 」
「他地域のコワーキングとも連携してビジネスの機会創出を増やしたい」
「地域おこし協力隊とも連動してコワーキングを関係人口づくりに活かしたい」
「ワーケーションを観光だけではなくて地域課題の解決やローカル経済の発展に活かしたい」
「以って、サスティナブルなまちづくりを推進したい 」
など。
提供する価値・伝えたい事
「まちづくりコミュニティとしてのローカルコワーキングのあり方」
コワーキングスペースはIT系の仕事をする人だけが利用する「ただの作業場」ではありません。地域のあらゆる課題を解決したり、個人の果たしたい目的を達成したりするためのスキームです。そして、それらの活動がローカル経済を駆動する原動力となり地域を活性化します。
それを実現するために、コワーキングは人と人が交わる、つながるコミュニティとして運営することが肝要です。ですが、ややもすると「ハコは作ったがヒトが集まらない」「そもそもコミュニティの運用の仕方がわからない」ということになりがちです。
それを解決するための「まちづくりコミュニティとしてのローカルコワーキングのあり方」を学びます。
内 容
「コワーキングとは何か?」
「コワーキングの起源からコロナ禍を通じての内外のコワーキング事情」
「コワーキングの5大価値」
「地域経済を活性化するためのコワーキングとは」
「コワーキング曼荼羅の8つのテーマとその事例」
「コミュニティとして〜地域の課題を解決するということ」
「コミュニティとして〜個人の目的を達成するということ」
「ヒト>ハコ、コト>ハコ、結局人が人を呼ぶ」
「人を集めるためにコワーキングが実行すべきこと」
「コワーキングマネージャーの仕事とコミュニティ運営の実際」
など。
根拠・関連する活動歴
2010年5月に日本で最初のコワーキングスペース「カフーツ」を開業、以後、全国各地のコワーキングスペースの開業・運営のご相談に対応しています。
自らのコワーキングスペース運営で多くのコワーカーとの協働により得た知識と知見、また先行する海外のコワーキング情報に加え、全国のコワーキングスペースをめぐるイベント「コワーキングツアー」、全国各地の自治体主催の講演会や各地のコワーキングスペースでのイベント登壇機会、それに伴う多くの人々との交流を通じて築いたネットワークを活かして、コワーキングスペース開業・運営の課題解決のためのインサイトをお伝えしています。
山形県酒田市、長野県佐久市、福岡県北九州市、徳島県美馬市、沖縄県宜野湾市、鹿児島県奄美市および徳之島町、愛媛県西条市、岩手県盛岡市、北海道北見市、その他の地方自治体で「コワーキング」、「コリビング」、「リモートワーク」、「ワーケーション」等をテーマに講演多数。
目下のテーマは、「コワーキング曼荼羅」によるコミュニティとしてのローカルコワーキングの共創と、リモートワーク時代の新しい働き方の啓発と普及。キャッチフレーズは「移働と共創」。
2010年:日本で最初のコワーキングスペース「カフーツ」を神戸に開設。
2012年:経産省認可法人「コワーキング協同組合」設立、代表理事就任。
2014年:ムック本『コワーキングマガジン』発行。
2016年:全国のコワーキングスペースをめぐる旅「コワーキングツアー」開始。(2021年12月現在、全国100ヶ所訪問)
2017年:リモートワークの時代におけるコワーキングについて情報共有するイベント『移働の時代~Beyond the Coworking 』を神戸でスタート。以後、 全国各地で継続中(2021年8月現在17回)。
2020年:ウェブメディア『コワーキングプレス』運営開始。
2021年:ローカルコワーキングのための学びと部活動 「コワーキングLAB 」開設(2022年、noteへ移行)。
2022年:noteにて定期購読マガジン『伊藤富雄のFuture of Work「移働と共創の方法論」』配信開始。
著作:
『コワーキングマガジンVol.1』(取材・執筆・編集・発行人)
『グレイトフルデッドのビジネスレッスン#』(翻訳)
『USERS 顧客主義の終焉と企業の命運を左右する7つの戦略』(共訳)
『現場のプロがやさしく書いた Webサイト運営・プロデュースの教科書』(共著)
業務外の講師への取次は対応しておりません。