想定する対象者
「LGBT」の問題に関心を持ち、一定の基礎知識はあって、さらに性の多様性について考察を深めたい方
「身体の性別」「心の性別」「性的指向」といった性的少数者についての既存の説明には収まらないセクシュアリティの混沌や、性別というもの自体の成り立ちに迫りたい人
提供する価値・伝えたい事
「性別」の虚構性を社会学的に分析する視点を得る。
「男女」軸では割り切れない性の多様性の複雑な深淵に触れることで、ジェンダー問題の捉え方のオルタナティブを透徹する。
「性的指向」と単純化されがちな親密欲求・性的欲求の内実を、「好きの多様性」概念を当てることで精緻化し、新しい人間関係のありようを展望する。
内 容
導入
↓
「身体の性別」「心の性別」「性的指向」
各々どのように「性別ではない・もっと複雑」なのかを俯瞰
各種ワークなど適宜インタラクションを交えながら
↓
ふりかえり・まとめ
根拠・関連する活動歴
著書『性別解体新書 ~身体、ジェンダー、好きの多様性』の内容をベースに、わたしたちが生きる場において、生殖にかかわる身体タイプに過ぎないものが、どのような機序で「性別」として構成されているのかを、社会学的に分析していきます。
近年での大阪大学や甲南大学にておこなっている講義の内容とも要部は共通しています。
業務外の講師への取次は対応しておりません。