想定する対象者
水産業・水産加工業・水産市場関係者
提供する価値・伝えたい事
本年3月半ば以降、世界の海洋の温度は高止まりし異常な状況にあり、今年は海洋の温暖化に伴う影響が例年になく強く出る可能性が高いので、県・水産庁は海洋環境の変化をより早く察知し、漁業関係者に警報を発生するべき。
干ばつや豪雨などの異常気象に比べて、海洋の温暖化は突発的に発生するものではないので、漁場の移動や魚種の変化にある程度対応していくことは可能。
CO₂削減対策は、水産物輸出関係者はHACCP同様欧米並みの取り組みが求められる。
市場・加工場へのEV/太陽光発電の積極的導入はBCPの観点からも重要。
内 容
1.地球温暖化のメカニズムと気温上昇
2.地球温暖化に伴う異常気象
3.地球温暖化に伴う北極圏の影響
4.地球温暖化に伴う海洋への影響
5.地球温暖化に伴う漁業へ影響
6.漁業への影響を緩和・対応する対策
7.水産業・水産加工業としてのCO₂削減対策
根拠・関連する活動歴
農林水産省水産省水産流通加工課勤務などを経て、同省大臣官房審議官で退官ご、2016年から5年間ロンドンを拠点に、地球温暖化・炭素中立政策に関する情報の収集・分析に従事し、2021年から神戸大学教授として本件について、研究・教育に従事する傍ら、商工会議所等で多くの講演活動に従事。最近の主たる講演実績は以下のとおり。
2023/05/19: 内外情勢調査会小田原支部 「海洋の温暖化と水産・水産加工業への影響」
2023/04/20: 神戸海難防止研究会 「海運における市場原則に従ったCO₂削減措置の概要と見通し」
2023/03/06: 神戸ラスキン会 「CO₂排出削減の新たな背景」
2022/09/15 内外情勢調査会Web支部 「円安対策としての再生可能エネルギー」
2022/07/22 神戸商工会議所 「今、なぜ中小企業に脱炭素が必要か?」
2022/03/28 姫路南ロータリークラブ 「炭素中立は今なぜ必要か・チャレンジとチャンス」
業務外の講師への取次は対応しておりません。