想定する対象者
宗教家の講演を希望されることから、年齢層は高いと想定。講演者の司法職経験に興味があるとするならば、司法に携わる方(保護司など)も想定される。
提供する価値・伝えたい事
講演者の職歴は、正に「犯罪者」との歴史である。窃盗などの軽微な犯罪者から死刑囚までが対象である。正に死に直面している死刑囚との対峙は稀なものであろう。また多くの知的障害者やLGBTの者、外国人などいわゆる社会的マイノリティとも数多く接してきた。そこには一般市民には想像すらできない壮絶な人生があった。
そんな彼らをあるときは捕まえ、あるときは更生させる使命は過酷としか言えない。正に人間対人間の勝負、彼らと過ごした日々は毎日が真剣勝負であった。
それを経験したからこそ、宗教者として従来の僧侶とは違った断面で「生き方」が説けるのである。死に方ではなく生き方を、惰性ではなくより良く生きることを伝えたい。
内 容
まずは講演者の略歴を紹介し、導入部とする。以降は、受講者の内容によって、死刑囚・サイコパス・同性愛・障がい者・外国人などの分野を織り交ぜながら、かれらの人生の一端を紹介しつつ、最終的には、宗教家の話として人としての生き方を説く。
根拠・関連する活動歴
警察・法務において26年間勤務した。常に最前線で「彼ら」と対峙してきた職歴は稀有のはずである。また死刑執行を経験した宗教家は日本には存在しないのでは?自らの経験・苦悩が現在の自分(僧侶)を体現している。だからこそ言えることがある。
業務外の講師への取次は対応しておりません。