想定する対象者
・物流現場で入出庫業務を行っている担当者
・会社で物流改善を実施している担当者
・メーカーにおける生産管理、生産技術の担当者
提供する価値・伝えたい事
会社にはものが入って来るプロセスと出て行くプロセスがあります。
入って来るプロセスを入荷と言い、それを指定場所に格納することを入庫と呼びます。
メーカーであれば入ってきたものを加工し、製品に仕上げます。
そしてそれを指定場所に格納(入庫)しますが、必要時にピッキングし、出庫します。
これを得意先に向けて会社から出すことを出荷と呼びます。
つまり物流ではものが入ったり出たりの繰り返しが行われています。
このプロセス(入出庫)を間違いなくかつ効率的に実施していくことが求められるのです。
本セミナーではそれを実現するための方策について解説します。
内 容
1.工場や倉庫内で行われている作業を見直せ!
(1)物流改善はコストダウンの宝庫
(2)物流の5機能とは?
(3)自社の『物流QCD』現状把握
(4)工場内物流の3つの役割
2.ピッキング作業/入出庫作業に『IE手法』を導入しよう
(1)7つのムダ/物流5機能によくあるムダ
(2)ワークサンプリング手法の活用(ムダの検出)
(3)運搬工程分析の活用(運搬方法の改善)
・工程分析で節の数を実感しよう
・運搬経路分析と流動線図で工場内動線の問題を認識しよう
(4)作業者工程分析、標準時間の設定の活用と改善
・物流作業の工程を分析する
・標準時間を設定して測定し改善する
3.作業のムダ取り実践とその具体策
(1)運搬作業改善のポイント
(2)ピッキング作業改善のポイント
(3)入出庫作業改善のポイント
(4)出荷場、受入れ場改善のポイント
(5)梱包作業改善のポイント
4.ピッキング作業時の『ポカミス』の減らし方
(1)物流ミス発生要因を知ろう(身近な物流業務ミスの事例を交えて解説)
・ピッキングミスの発見とミス削減策
・検品ミスの発見とミス削減策
(2)物流ミス防止のためのポカヨケとサポートツール
・ミス防止取り組み事例
・ミス防止サポートツール紹介
・すぐできる誤出荷防止策
・バーコードはここまで活用できる
(3)作業者のスキル管理と作業者教育の具体的な進め方
業務外の講師への取次は対応しておりません。