想定する対象者
教育者、中学生~就職活動中の若者や保護者、公務員
提供する価値・伝えたい事
自分の経験のほかに、自分が出会った人物の貴重な話を伝える。人は出会いによって変わることが出来ると伝えたい。
内 容
自身の体験について。両親共に精神疾患があった。児童相談所の一時保護所で過ごしたこともある。しかし、親を13歳の時になくす。何をやっても続かない子どもだったが、友人に半ば強引に誘われて中学生の時に放送部へ入る。信じてくれる教員や仲間との出会いがあり、高校では放送部の部長に。そして取材活動を通して「引きこもりから医師になった方」「ホームレス支援をする女性」などと出会い、自分よりも大変な思いをしながら頑張っている人が居るのだと気付く。部活では、県大会で何度も優勝。ひとつのことを続ければ、成果が出るのだと知る。高校の部活動の実績で大学へも進学。リーマンショックで就職が難しい時代で苦労はしたものの、難易度の高いテレビ局正社員になる。
仕事を通じて、イオングループの名誉顧問・小嶋千鶴子さんと出会い、女性でも活躍が出来ること、何かをするには目標を明確に立て、勉強をすることが重要だと教えて貰う。
また、四日市公害の取材では、当時9歳だった女の子を亡くした女性と出会う。法整備や環境が良くなっても、決して戻らないものがあるのだと痛感。
こうした取材や実体験から、ひとを苦しめるのも人間、悲しむのも人間、しかし、手を差し伸べることができるのも、伝えることができるのも同じ人間であると感じた。
また、行動にうつすことの重要性を感じた。ある人は漫画で、ある人は歌で、署名活動、NPO設立、SNSで発信、裁判…それぞれ違うが、誰かが行動を起こしてくれたからこそ、今の自分の豊かな生活があるのだと思う。人を傷つけること以外では、どんな方法でも良いのではないか。私は「伝える」という活動を選んだ。
根拠・関連する活動歴
2009~2022年テレビ局で正社員の記者、ディレクターとして活動
業務外の講師への取次は対応しておりません。