提供する価値・伝えたい事
ヤングケアラーとは、本来大人が担うと想定されている「家事や家族の世話」などを日常的に行っている子どもの事です。「子どもとしての時間」を引き換えに、家事や家族の世話をしている状態になります。
父親の単身赴任をきっかけに心の病にかかってしまった母親に代わって、小学6年生から家事や妹の世話をすることになってしまった徳井さん。その体験談を率直にお話されます。
内 容
現在、ヤングケアラーのこどもたちは、日本で約17人に1人いると言われています。クラスの中に1~2人はヤングケアラーの子どもがいる事になります。
ヤングケアラー状態にある子どもは、自覚がない事がほとんどです。自分の家庭の状態が異常な状態だと意識していません。「辛い」と感じていないのです。そのため、周囲の大人から声をかけけられても「助けて」とすぐ言う事はありません。
徳井さんも、芸人になってから 「徳井さん、ヤングケアラーだったんですか!?」 と言われて初めて考えたそうです。
自覚は無くても、人格形成や家族・他者との関わり方には大きな影響を与えます。
徳井さんの場合には、「自分の感情が無くなっていた」事に後から気が付いたそうです。
高校時代は一日2回の新聞配達をしながら家族の面倒を見て、午後から学校へ行く日々。
学校の先生もかける言葉が無く・・・
そんな実体験に基づき、
「大人たちにはなにができるのか」
「ヤングケアラーとして生きる子どもたちはどこに助けを求めたらいいのか」
明日からの人生を明るく生きるためのヒントになれば、という気持ちを込めてお話します。
大人の皆さんへ ・・・諦めずおせっかいを!
当事者の皆さんへ ・・・「家族を捨てる勇気」も必要!
業務外の講師への取次は対応しておりません。