提供する価値・伝えたい事
神田香織が語り尽くす立体講談
「はだしのゲン」は中沢啓治氏が自らの被爆体験をもとに太平洋戦争末期から戦後の苦難の時代を力強く生きぬくゲンの姿を通じて反戦反核を訴えたヒツト作品
「まったく、戦争や大災害の前で人間ははかない存在かも知れません。が、決してあきらめるのではなくゲンのように『来るなら来い!』という気待ちで前向きに生きてゆきたいと私は願っております。」
内 容
<はだしのゲン>
主人公中岡ゲンは9歳。小学校2年のわんぱくざかりです。
下駄の塗装を生業にしながら、戦争に反対しつづける父と心やさしい身重の母と姉と弟に囲まれ、貧しいながらもいたわりあって暮らしていました。
しかし8月6日、広島に原爆が投下され一家の生活は文字どおりメチヤクチヤに破壊されてしまうのです。
偶然にもゲンは寄り掛かっていた塀が熱線を防いだため、そして母・君江は二階の物干し台におり、長いひさしが熱線を防いだために奇跡的に助かりました。
しかし、階下にいた父、大吉と姉、英子と弟、進次は家の下敷きになってしまったのです。
母・君江とゲンは必死になつて家族を助けだそうとするのですが二人の力ではどうにもなりません。やがて炎がゲンの家にも迫ってまいります。
「このままではゲンと君江にも燃え移ってしまう」
父大吉は挟まれた材木の隙間から必死になって二人に「逃げろ!」と叫ぶのです。
断腸の思いでその場をたち去るゲンと君江、やっと逃げ出したものの、君江はショックの為急に産気づきやがて女の子を産み落とし、ゲンがその子を取り上げます。
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