提供する価値・伝えたい事
鳥取県が全国に先駆けて「人権尊重の社会づくリ条例」を制定し、その実現に向けての取り組みとして企画され、人権問題をあらゆる角度から学べることを目的とした作品。
妹の結婚相手が、車椅子に乗った障害者だということを知り、絶句する主人公信彦。
自分のものさしで物事を判断し、他の価値観を排除していく人間の身勝手さ。
人は問題に直面した時、自分の本心にうろたえる。
そして、大地はその答えをそっと教えてくれる・・・
内 容
◎映画上映と丘乃れい(監督・脚本 )講演の組み合わせもお奨めです。
上映時間 :第二章「カナエの結婚」(障害者問題)40分
企 画 :鳥取県
財団法人鳥取県部落解放研究所
制 作 :オフィス・ヒューマンヒル
監督・脚本:丘乃れい
制 作 :重久剛一
音 楽 :横田年昭
撮 影 :梶村 豪
監 修 :人権啓発ビデオ制作委員会
出 演 :篠田三郎 木内みどり 西川弘規 荒木雅子 苅谷俊介 岩間さおり 妹尾麻美 他
<あらすじ>
主人公信彦の妹カナエが結婚の報告に帰ってきた。信彦も母ツネも大喜びしてカナエを迎える。立派な結婚式にしよう、と盛り上がる二人を前に、カナエは出来るだけ質素にしたい意向を二人に伝える。だが、ツネは世間体が悪いと大いに不満。さらにカナエが差し出す婚約者の写真を見るなり絶句する信彦。そこには車椅子に乗った青年が、カナエと一緒に微笑んでいる。信彦とツネは「今からでも遅くない。考え直せ」と詰め寄る。が、カナエの決心は固い。遂に信彦は本音をもらしてしまう。「なんてお前がしょいこむんだ。何もお前じゃなくても…」
ある日、信彦はカナエのマンションを訪れる。そこで婚約者とカナエの前向きに生きようとする姿勢を目の当たりにし、障害のある人への思いを新たにする。
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