リスクマネジメントとは「各種の危険による不測の損害を最小の費用で効果的に処理するための経営管理手法」とあります。 2018年の医療事故の報告件数は、4000件を越えるまでになったといわれています。 かけがえのない命をあずかっている病院・医療機関、福祉施設だからこそミスはあってはならないものです。 また、「モンスターペイシェント」という言葉に代表されるように、 病院等の医療機関における職員への暴言・暴力は年々大きな問題となっています。 加えて、ハラスメントの問題も昨今の現場では大きな問題となってきています。 このような現状から職員やスタッフの心と体を守るのは、組織としての社会的責任とも言えるのではないでしょうか。
医療・福祉の現場は常にとても過酷な状況にあります。 現場におけるヒヤリハット、個人情報の取り扱い、そして組織内暴力やハラスメントの防止など 、 病院・医療機関、福祉施設が抱えている多種多様な問題について、 講演や研修を通じリスクマネジメントの視点から考え解決をしましょう。
事故を起こさないための集中力の高め方
~脳活性による安全対策~
佐藤 浩 さとうひろし
株式会社BESTS 代表取締役
能力開発プロデューサー
前 近畿大学陸上競技部 駅伝監督
大脳生理学を基に「心技体」を向上させるメンタルトレーニングの指導者。1988年 四日市大学で、駅伝部を設立。東海地区18位のチームを三重県で初めて全日本大学駅伝に出場させた。「ストレスマネジメントできる人を増やすことが職場や家庭の繁栄になる」を信条に、活動の場を全国に広げている。
人的なミスを「不注意」の一言で片づけてしまいがちですが、「不注意」には脳の仕組みが大きく関わっています。 「人間の脳は、一度に一つのことしかできません」 例えば、「ご飯を食べながらテレビを見るとい… (続きを読む)
『医療機関のクレームを予防し、現場での対応力を磨く』ー事例を通して
生利喜佐男 なまりきさお
コミュニケーション・ホーム喜舎 代表
医療分野専門人材育成コンサルタント
医療・福祉分野は≪ヒューマン・サービス≫と言われ、【人が主役】のサービス業です。患者さんと対面のコミュニケーションで業務を行ないます。従って、医療分野の人材育成研修は医療ぞのものを理解し、医療現場の問題を把握していることが必須です。その条件を満たしている人材と思っています。
1.「クレーム対応」には2つある -大切なことは”クレーム発生の予防” 2.なぜクレームが起こるのか -事例と医療サービスの特性から理解する 3.クレーム発生予防のために大切なこと 4.クレー… (続きを読む)
アンガーマネジメント
~怒りをコントロールして安心安全な職場環境をつくる~
千原圭子 ちはらけいこ
アンガーマネジメントトレーナー
叱り方トレーナー
スマイルアテンダント
全日本空輸株式会社で客室乗務員として国際線国内線を乗務。現在は「アンガーマネジメントの伝道師」としてより良い人間関係を築き、豊かな人生を送れるよう企業、病院、学校、介護施設等の新人研修、管理職研修、ブラッシュアップ勉強会で感情のコントロール方法を伝えている。
今大注目のアンガーマネジメントです。 アンガーマネジメントとは『怒りのコントロール』です。 イライラすると健康や人間関係に支障をきたすだけでなく、思わぬミスやトラブル、クレームを引き起す要因になりかね… (続きを読む)
なぜ”院内暴力”は起きるのか?!
医療従事者としてその場でできること、病院としてできること教えます
岸田敦子 さいとうあつこ
保健師、助産師、カウンセラー、大学教員
元 病院副院長、医療コンサルタント
日本と海外を往復しながら、次世代の国際貢献のリーダーを育成。人は自分が自分の価値を認め、好きになることから、初めて他人に貢献したい!という意欲が出てくる。そのため、様々な内容の講演講義を通していのちを大切にし、自己価値、自己尊重を高めるお手伝いを精力的に行っている。
医療機関において、5年間、患者医療相談室長 兼リスクマネージャーをしておりました。また、その間に県から医療安全推進協議会委員を拝命していました。多くのクレームや、院内暴力を未然に防いできた体験と、患者… (続きを読む)
私が見てきた医療現場
~事故はこうして起こる、防ぐ~
寺谷一紀 てらたにいちき
アナウンサー、追手門学院大学 客員教授
“ナニワのアナウンサー”のキャッチフレーズで、関西に密着した個性的な活動を展開。
1964年大阪生まれ。87年NHKに入局。人気番組「とっておき関西」などのキャスターとして人気を得る。2002年NHK退社、フリーとなる。関西からのメディア革命を目指し活躍中。
NHK在職中から、多くの医療現場を取材してきました。 事故の形態は様々ですが、その多くが、医療従事者と患者(家族)のコミュニケーション不足が原因で起こっています。 人命をあずかる医療の世界において、フ… (続きを読む)
医療安全 リスクマネジメント講座
~ご利用者への安全・安心の確実な提供をめざして~
赤堀三代治 あかほりみよじ
リスクアドバイザー
コンプライアンスアドバイザー
信州大学農学部卒業後、JAグループ組織にて勤務。在職中は不祥事対応チームリーダーとして所轄官庁業務改善命令等の対応を経験。講演・研修では、具体的事例を基に、ワークショプ手法による参加者の気づきを促す内容に定評があります。
リスクマネジメントの今日的な意味をまず再確認します。 次に、それぞれの職場で取り組むべき事項に関して、参加者が自らの職場におけ るリスクマネジメントについて立ち止まって考える機会となるように、ワーク… (続きを読む)
労働災害防止に生かすアンガーマネジメント~職場の安全衛生/ヒヤリハットの防止と対策~
眞橋今日子 まばしきょうこ
アンガーマネジメントファシリテーター
ストレングスコーチ
キャリアコンサルタント
ストレス社会の”怒りの感情”をなんとかできないか、との思いからアンガーマネジメントを広める活動を展開中。ストレス・メンタルヘルス・コミュニケーション、人の強み(才能)を生かすストレングスファインダーやキャリア構築の講座も開催。心と身体・人と環境がバランスよく調和する社会を目指す。
多くの方は「怒りの感情」に対してネガティブなイメージをお持ちです。 ・怒ってはいけない ・怒りは悪いもの ・怒ると疲れる 怒って後悔したり罪悪感を覚えたり、自己嫌悪で自分が嫌になったり.. 怒りについ… (続きを読む)
ヒューマンエラーはコミュニケーションで防ぐ
~感情から起こるヒューマンエラーをゼロにする~
松岡利恵子 まつおかりえこ
CSマネジメントコンサルタント
国家資格キャリアコンサルタント
CSスペシャリスト検定認定講師
人の力を引き出す勇気づけのプロフェッショナルとして、受講すると元気になる講義が強み。顧客満足に軸をおいた現場力向上を大切に、「実践する力」を養う研修に定評がある。またアドラー心理学をベースに人を育てるマインドを伝える。
労働災害やヒューマンエラーを防ぐシステムを万全にしていても、「たまに」「つい」の行動が落とし穴となることがあります。それは人の感情で起こることが多いです。安全は一人で守れるものではなく、チーム全体で守… (続きを読む)
事例に学ぶ医療の危機管理
田中正博 たなかまさひろ
株式会社田中危機管理広報事務所 代表取締役社長
早稲田大学卒業後、 電通PRセンター(現電通パブリック・リレーションズ)に入社。常務取締役、専務取締役、顧問を経て、2001年に独立。現在、株式会社田中危機管理広報事務所 代表取締役社長。クレーム対応、訴訟問題、企業不祥事など、2000件を超える危機管理のコンサルティングに従事。
医療事故予防から、トラブルが「起きてしまった」後の対応までを体系的に学び、医療現場に関わる皆さんが、自信を持って、安心して働くことができる環境を創造する。 I.医療紛争予防のカギはコミュニケーションだ… (続きを読む)
アンガーマネジメントで安心安全な職場をつくる
怒りをコントロールしてヒューマンエラーを防ぐ
人見玲子 ひとみれいこ
株式会社コントレール代表取締役、人材育成コンサルタント
アンガ-マネジメントファシリテーター
(一般社団法人日本アンガーマネジメント協会認定)
航空業界で培った「接客マナー」や「クレーム対応」のマインドとスキル、金融業界で培った「ビジネスマナー」をベースに講演・研修を行う。豊富な体験談を交えた内容は「わかりやすく楽しい」「実践に役立つ」と好評。研修講師歴18年、登壇回数1,500回以上、受講者数は2万5千人を超える。(2018年末現在)
アンガーマネジメントとは『怒りのコントロール』です。 イライラすると、冷静な判断ができなくなり、ヒューマンエラーを起こしやすくなります。また集中力がなくなり、仕事の生産性も下がります。 自分自身の感情… (続きを読む)
医療安全を高める院内コミュニケーション
~ヒューマンエラーの予防と対策~
村尾孝子 むらおたかこ
医療接遇コミュニケーションコンサルタント
薬剤師
20年を超える医療現場経験を持ち、豊富な具体例を交えた医療機関対象の研修では、医療現場がわかる講師として、わかりやすい言葉で医療接遇コミュニケーション等についてアドバイス。一人ひとりの能力や資質を伸ばすコミュニケーション&職場環境作りをサポートする。
【ここがオススメ!】
医療介護福祉の現場では、業務と時間に追われて忙しく動き回る中でのヒューマンエラーは避けて通れません。 マニュアルやビジョンを掲げたところで、医療介護従事者が人間である以上、ヒヤリ・ハットミスやインシデ… (続きを読む)
虐待をしない職員と、虐待がない職場作り
中田光彦 なかたみつひこ
介護福祉士、社会福祉士、ケアマネージャー
「辛い・暗い・つまらない」と思われがちな高齢者介護や在宅介護を明るく遊び心あるものにしようと提唱する介護福祉士。講演では、高齢者介護の発想転換法や楽する介護のコツ、制度の利用法などの他、誰でも出来る身体介護実践法など、介護に明るく取り組む手法を分かり易く解説する。
職員対象 (続きを読む)
医療現場における
ヒューマンエラーのいろいろとその対策について
中田敬司 なかたけいじ
神戸学院大学 現代社会学部 社会防災学科 教授
認知確認のミス・記憶判断および意思決定のミス・行動や操作のミス等、人間はヒューマンエラーを起こす生き物であるという前提に基づいて話をします。 それを極力発生させないようにするメディカルマネジメントのあ… (続きを読む)
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