2025年、戦後80年を迎える日本。2024年には日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞しましたが、被爆者や戦争体験者の高齢化により、直接体験を聞く機会が減少しています。一方で、世界では今なお戦争や紛争が続いおり、平和について改めて考える機会の重要性が増しています。
そこで、本記事では、戦争を目の当たりにした戦争体験者や紛争地出身の外国人講師、戦場カメラマンなどが、戦争の悲惨さと平和の意義を語る講演プランをご紹介します。未来を担う世代が平和を深く考えるきっかけとなるよう、平和講演会を企画してみませんか?
■目次
- 原田 浩 『ヒロシマの願いを世界へ』
- 佐々木祐滋 『原爆の子の像「佐々木禎子」が遺したもの』
- 安田菜津紀 『紛争地、被災地に生きる人々の声 ~取材から見えてきたこと~』
- 鎌田 實 『「がんばらない」けど「あきらめない」 ~命を支えるということ~』
- 渡部陽一 『戦場の現場から祈りを捧ぐ ~命の大切さ 互いを愛し、敬いあうこと~』
- 久郷ポンナレット 『この世でもっとも価値あるものは、「人の命と平和」です』
- 松本春野 『「世界中のこどもみんなに 平和と しあわせを」 いわさきちひろが残したものと、わたしが絵本でできること』
- アグネス・チャン 『みんな地球に生きるひと (日本の国際化と子どもの未来)』
- 久保田夏菜 『これが、わたしの使命だから ~ カンボジアでのボランティア活動を通じて ~』
- 永井陽右 『テロと紛争の解決にむけて ~新しい紛争解決~ テロや紛争のない世界の実現に向けてあなたができること』
- 岩崎順子 『今、私達ができることは何? ~ 戦争体験を語ってくれた沖縄の女性「最後の言葉」~』
- 玉城ちはる 『講演&ライブ ~平和への想いをカタチにすること~』
- 喜味家たまご 『父・こいしの戦争体験を語り継ぎたい ~笑いがあるのは平和のおかげ~』
- 落合恵子 『平和のバトンをつなぐために 幾世代も先の子どもたちに』
- 國森康弘 『紛争地、被災地、そして看取りの現場から ~命のバトンを受け継ぐために』
- ちめいど 『(トークコンサート) 今を生きる私たちひとりひとりが名主役』
- 池田香代子 『100人の村、あなたもここに生きています』
- 神田香織 『『はだしのゲン』を語って ~戦後生まれの戦中派~』
- ナターシャ・グジー 『ナターシャ・グジー コンサート ~水晶の歌声とバンドゥーラの可憐な響き ~』
- バイマーヤンジン 『あなたと心を通わせたいから』
- ピーター・フランクル 『ワタシは一体ナニジンなんだろう』
原田 浩 はらだひろしき
元 広島平和記念資料館 館長 元 広島市文化財団 理事長
ヒロシマの願いを世界へ
核兵器の脅威が再び世界を覆う中、被爆地・広島の教訓を未来に伝えることが求められています。広島平和記念資料館の元館長・原田浩氏が語る「ヒロシマの願いを世界へ」は、原爆投下の惨状や市民の復興への努力、核兵器の現状と課題を通じて、核廃絶と平和の意義を考える講演です。原田氏の実体験に基づく熱意あふれる語りは、核問題を見つめ直し、平和な未来を築くための貴重な機会を提供します。
講師ジャンル
|
人権・平和、文化・教養 |
---|
主催者様からの声
アンケートで沢山のかたが、よかった、とてもよかったと回答した。少し暗い話になりすぎてしまうのでは、と思ったけどもそんなこともなく希望を持てる内容でありがたかった。
佐々木祐滋 ささきゆうじ
アーティスト 特定非営利活動法人SADAKO LEGACY 副代表
原爆の子の像「佐々木禎子」が遺したもの
紛争が絶えない世界において、平和への一歩をどう踏み出せるかを考える講演です。「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子さんの甥であり、アーティストとしても活躍する佐々木祐滋氏が、禎子さんの生き様や命の尊さを伝えます。また、NPO法人SADAKO LEGACYの活動紹介や、平和への願いを込めた楽曲『INORI』のミニライブを通じて、身近な人々と手を取り合い、笑顔あふれる未来を共に作ることの大切さを訴えます。
講師ジャンル
|
人権・平和 |
---|
主催者様からの声
平和の大切さと命の尊さを深く考えさせられる貴重な時間でした。禎子さんの物語や『INORI』の演奏に心を動かされ、多くの参加者が未来への希望を共有する機会となりました。
安田菜津紀 やすだなつき
認定NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト
紛争地、被災地に生きる人々の声
~取材から見えてきたこと~
16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。以来、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進めているフォトジャーナリストの安田菜津紀さん。そんな安田さんが、カンボジアやシリアの現状、難民として生きる子供たちの生活を、現地のスライドを交えながら、紹介します。
講師ジャンル
|
人権・平和 |
---|
主催者様からの声
さまざまな人権課題、多くの人、多様な人たちとの課題、学びを共有し、考える機会となりました。
鎌田 實 かまたみのる
医師・作家
「がんばらない」けど「あきらめない」
~命を支えるということ~
イラクやチェルノブイリ原発事故の被災地ベラルーシ、東北地方など、紛争地や被災地で救援活動を行う鎌田 實さん。その活動の中で、一人ひとりの命が大切である事を痛感し、その重要性を講演で熱く訴えています。本講演では、諏訪中央病院でとり組んでいるケアホスピスの話から、末期がん患者とその家族たちの強いつながり、医療に携わるスタッフとのふれあいなど、人間の強さを感じるエピソードを交えて、命の尊さを語ります。
講師ジャンル
|
人権・平和 |
---|
主催者様からの声
命の大切さをあらためて感じ、前向きに生きる気持ちになりました!
渡部陽一 わたなべよういち
戦場カメラマン/ジャーナリスト
戦場の現場から祈りを捧ぐ
~命の大切さ 互いを愛し、敬いあうこと~
独特の話し方でお茶の間でも人気の戦場カメラマン・渡部陽一さん。1993年、大学在学中に訪れたアフリカのザイールを皮切りに、ユーゴスラビアコソボ内戦、チェチェン紛争、パレスチナ紛争、イラク紛争、アフリカ、スーダン、ダルフールなどさまざまな戦地で取材を行ってきました。これまでの戦地で撮影した現場の惨状画像を交えながら、戦争の悲惨さ、人間の残酷さを伝え、平和について考えていきます。
講師ジャンル
|
人権・平和 |
---|
主催者様からの声
映像と熱意ある語りで多くの方が惹きこまれました。
久郷ポンナレット くごうぽんなれっと
平和の語り部
この世でもっとも価値あるものは、「人の命と平和」です
講師の久郷ポンナレットさんは、カンボジア・プノンペンに生まれ、ポル・ポト派の内戦により両親、きょうだい4人を失った経験があります。「この世でもっとも価値あるものは、人の命と平和」とポンナレットさん。だれもが当たり前に理解していることでも、世界中からいまだに戦争がなくなりません。ポンナレットさんが、戦争のない日々を願い、自らの壮絶な体験を赤裸々に語ります。ともに、戦争の悲惨さ、命の大切さついて考えます。
講師ジャンル
|
人権・平和 |
---|
主催者様からの声
アンケートによると8割以上の参加者から「平和の大切さへの関心や理解が深まった」との回答がありました。
松本春野 まつもとはるの
絵本作家 イラストレーター
「世界中のこどもみんなに 平和と しあわせを」
いわさきちひろが残したものと、わたしが絵本でできること
「世界中の子どもみんなに平和としあわせを」という理念をもとに子どものふとした表情やしぐさを描き続けてきた絵本作家いわさきちひろさん。いわさきさんの孫で、同じ絵本作家として活動する松本春野さんもまた祖母の遺志を引き継ぎ、子どもの人権の必要性を説き、差別のない社会のあり方を提唱しています。本講演では、松本さんのあそび場であったちひろ美術館での出来事やそこから見えた風景、また「震災を経験した福島」を題材にした絵本制作を通して感じた平和への想いをお伝えします。
講師ジャンル
|
福祉・介護、 教育・青少年育成、 文化・教養、 人権・平和、 男女共同参画、 ワークライフバランス |
---|
主催者様からの声
松本さんの真摯な思いが伝わり、とてもよい講演会でした。
アグネス・チャン あぐねすちゃん
歌手、エッセイスト、教育学博士
みんな地球に生きるひと (日本の国際化と子どもの未来)
アフリカの飢餓地帯に生きる人、戦禍の残るカンボジアに生きる人、中国の貧しい農村に生きる人、そして、この日本で生きる人も、みんな同じ地球という船に乗り合わせた地球人です。日本ユニセフ協会大使として、イラク・スーダンなど、援助の最前線で活動してきたアグネス・チャンさんが、様々な出会いと別れのエピソードを通じて、真の国際化や福祉、ボランティア、人権についてお話しします。
講師ジャンル
|
教育・青少年育成、 文化・教養、 人権・平和、 環境問題、 健康、 福祉・介護、 国際化・グローバル |
---|
主催者様からの声
非常にうまくいきました。講演も好評で参加者の方々も喜んでおられました。
久保田夏菜 くぼたかな
フリーアナウンサー
これが、わたしの使命だから
~ カンボジアでのボランティア活動を通じて ~
内線が終結してから30数以上経つカンボジア。いまだに地雷や貧困など内戦の爪痕に苦しみ、地雷の撤去を中心となって行う女性たちの姿があります。一方で、家族を助けるために将来の夢を持って一生懸命勉強する子どもたちの明るい笑顔もあります。本講演では、カンボジアの支援広報活動を続けているフリーアナウンサーの久保田夏菜さんが、何度もカンボジアを訪れた中で見て感じたありのままの姿をお伝えします。国際理解や国際貢献、ボランティア、戦争と平和について考えていきます。
講師ジャンル
|
安全管理・労働災害、 人権・平和 |
---|
主催者様からの声
目的の趣旨に沿った講演を頂いた。色んな視点で平和について考えてもらいたかったので、「カンボジア」の事、「広島」の事両方話していただける方はそうそういないと思います。
永井陽右 ながいようすけ
テロ・紛争解決スペシャリスト
NPO法人アクセプト・インターナショナル 代表理事
国連人間居住計画CVE(暴力的過激主義対策) メンター
テロと紛争の解決にむけて ~新しい紛争解決~
テロや紛争のない世界の実現に向けてあなたができること
大学時代より内戦が続くソマリアの地に赴き、元テロリストたちに支援プログラムを提供している永井陽右さん。これまでの活動を通して見えてきた国際支援のヒントを、紛争地の現状とこれまでの経験を交えてお話しします。永井さんは、これまで一貫して社会の中で排除されやすい“加害者“とされる存在を受け入れ、過激化予防と積極的な社会復帰を支援してきました。本講演では、テロや紛争のない世界にするために、私たちに何ができるのか、考えていきます。
講師ジャンル
|
コミュニケーション、 人権・平和 |
---|
主催者様からの声
永井さんの勇気に感銘するとともに、日本にいる私たちにもできる支援についてわかりやすく説いていただきました。同じ若者として、学生も大いに刺激を受けたと思います。
岩崎順子 いわさきじゅんこ
いのちの講演家 (公財)和歌山県人権啓発センター登録講師
今、私達ができることは何?
~ 戦争体験を語ってくれた沖縄の女性「最後の言葉」~
太平洋戦争末期、20万人以上の犠牲者を出した沖縄戦。中でも、戦傷者を看護するために動員された13~19歳のひめゆり学徒隊は、過酷な労働を強いられたあげく、南部へと撤退。米軍に攻められ、ガス弾攻撃を受けて亡くなるもの、手榴弾で自害するもの、多くの命が犠牲になりました。命の大切さを唱える岩崎順子さんは、この凄惨な戦争体験を語ってくれた沖縄の女性の言葉を胸に、命のつながり、平和の大切さについて切なる希望こめて語ります。
講師ジャンル
|
人権・平和、 教育・青少年育成、 福祉・介護、 メンタルヘルス |
---|
主催者様からの声
本心から「岩崎順子様にご依頼して良かった」と思えるご講演をして頂きました。子どもたちだけでなく、私たち教職員(大人)にとっても心に残り、学びを得る機会を頂戴しました。
玉城ちはる たまきちはる
シンガーソングライター 家族心理士・家族診断士
講演&ライブ
~平和への想いをカタチにすること~
「”平和”ってなんだろう? 戦争がないこと。毎日笑っていられること。愛する人といっしょにいられること。そう、答えはひとつではありません」。そう語るのは、命の大切さを音楽と講演で伝えるシンガーソングライターの玉城ちはるさん。本講演では、音楽を通して「平和への想い」をカタチにし、思いを皆さんにつないでいきます。音楽から伝わる玉城さんの優しい思いが、聴講する皆さんの心に浸透していきます。
講師ジャンル
|
人権・平和、 教育・青少年育成 |
---|
主催者様からの声
ホストマザーとしての経験をもとに、認め合うことの大切さ、人と人とのつながりの大切さについてわかりやすく歌とお話で語っていただいた。市民からの感想も大変好評だった。
喜味家たまご きみやたまご
三味線放談
父・こいしの戦争体験を語り継ぎたい
~笑いがあるのは平和のおかげ~
「いとこいさん」の愛称で親しまれた伝説の漫才師「夢路いとし・喜味こいし」さん。こいしさんは広島で被爆し、晩年は戦争体験を語り、平和の大切さを伝える活動をしていました。2011年に83歳で死去すると、その遺志を継ぎ、戦争体験の語り部として活動しているのが、こいしさんの次女である喜味家たまごさんです。本講演では、父の広島での被爆体験をもとに、被爆2世として、同じ過ちを起こさないために戦争の悲惨さ、平和の尊さについて語ります。
講師ジャンル
|
人権・平和、文化・教養 |
---|
主催者様からの声
子どもたちから、大人まで楽しみながら、平和の大切さ、命の大切さについてあらためて考える良い機会になりました。
落合恵子 おちあいけいこ
作家 クレヨンハウス主宰
平和のバトンをつなぐために 幾世代も先の子どもたちに
子ども・高齢者・女性等、社会構造的に声の小さい側に寄り添った作品多数世に送り出している社会派作家・落合恵子による、心に響く平和講演。アフガニスタン、ウクライナなど、平和の時代にあっても今なお戦争はなくなりません。子どもたちが安心して暮らせる世の中にするために、私たちは何をすべきなのか、一緒に考えていきます。
講師ジャンル
|
人権・平和、 福祉・介護、 教育・青少年育成、 男女共同参画 |
---|
主催者様からの声
感動されて涙ぐんで帰られた方もおられるほど、素晴らしいお話を頂きました。
國森康弘 くにもりやすひろ
写真家
フォトジャーナリスト
紛争地、被災地、そして看取りの現場から
~命のバトンを受け継ぐために
イラクやソマリア、スーダンといった紛争地や、東日本大震災などの被災地で取材を行ってきたフォトジャーナリストの國森康弘さん。「悲しい死」を数多く取材するにつれ、看取り・在宅医療の現場での「あたたかい死」にも触れ、それはあたかも「残る者にその生命力と心、愛情という命のバトンを手渡し」しているかのように見えたと語ります。本講演では、数々の生命のエピソードと写真スライドを通して、 命の重みと命のバトンリレーについてお伝えします。
講師ジャンル
|
人権・平和、 福祉・介護 |
---|
主催者様からの声
素晴らしい講演をお聞きする事ができ大変喜んでおります。参加者からは、心あたたまる看護・介護、あたたかい看取りを実践していきたい、明日からまた、患者さんに寄りそい、その人らしい最期を支えていきたい、看護というすばらしい職につけて本当に良かったなど、感想が寄せられました。
ちめいど
人生応援歌メッセージソング兄弟デュオ 丹波篠山ふるさと大使
(トークコンサート)
今を生きる私たちひとりひとりが名主役
生きることの素晴らしさ、生命の大切さ、人生の応援歌を送り続けるシンガーソングライターのちめいど。「ちめいどの歌は、目の前で歌ってもらうだけで人権講演になるんです」と言われる彼らの歌には、「誰もが優しくなれる」あたたかなメッセージがたくさん詰まっています。世界中のあちこちで戦争や内戦が起き、多くの命が奪われています。みんなが同じ地球号の乗組員として、命の素晴らしさ、平和へのメッセージを、歌に込めてお届けします。
講師ジャンル
|
人権・平和 |
---|
主催者様からの声
全体的にバランスの良いコンサート内容でした。児童の気持ちを掴むのが上手く、笑いと感動がミックスされた素晴らしい感性の講師だったと思います。保護者席から見ていましたが、子供達も世界観に入り込んでいました。
池田香代子 いけだかよこ
作家、翻訳家
100人の村、あなたもここに生きています
ベストセラーの『世界がもし100人の村だったら』の再話を手がけ、その印税で「100人村基金」を設立し、“基金を必要としている世界中の人たち”の支援活動を行っている池田香代子さん。そんな池田さんが、なぜ戦争が起きるのか、また人権の重要性について、これまでの活動をもとにお話しします。子ども達が今知るべき世界の実情と、日本で生活している事の価値について、優しく、分かりやすく解説します。
講師ジャンル
|
人権・平和、 環境問題、 男女共同参画 |
---|
主催者様からの声
「普段なかなか考えることのないことを考えさせられました」「とても勉強になり良かったです」「心に響く言葉がたくさん聞けてよかった」などの感想が多く寄せられました。
神田香織 かんだかおり
講談師
『はだしのゲン』を語って
~戦後生まれの戦中派~
戦争・核の根絶を願い『はだしのゲン』30年も語り続けている講談師・神田香織さんが、国際情勢が不安定な今だからこそ知ってほしい戦争の現実と爪痕について、情景豊かに語ります。「戦後70年以上がたち、戦争体験者が少なくなりました。戦後世代の現代社会で「原爆投下」という史実を語り継がねばならないのです」と神田さん。『はだしのゲン』を通して、世界の平和について皆さんと一緒に考えていきます。
講師ジャンル
|
人権・平和、 演芸・演劇 |
---|
主催者様からの声
いまだに戦争が起こっている現状にマッチする内容でした。戦争の凄惨さ、命の大切さを深く考えさせられた時間となりました。
ナターシャ・グジー
歌手・バンドゥーラ奏者
ナターシャ・グジー コンサート ~水晶の歌声とバンドゥーラの可憐な響き ~
6歳のときチェルノブイリ原発事故により被爆し、避難生活を送るなか、ウクライナの民族楽器・バンドゥーラに魅せられ、奏者となったナターシャ・グジーさん。2000年より日本で演奏活動を開始し、被災地や紛争地のチャリティー活動も積極的に行っています。ウクライナ人として祖国の現状を語り、平和の祈りをバンドゥーラの抒情的なメロディにのせて届けます。
講師ジャンル
|
人権・平和 |
---|
主催者様からの声
ニュースだけでは知り得ないウクライナの現状がわかり、会場では涙を流している人もいました。パンドゥーラの演奏にも感動しました。
バイマーヤンジン
チベット出身の声楽家
あなたと心を通わせたいから
チベット人として中国国立四川音楽大学し、在学中にさまざまな差別やいじめを受けたというバイマーヤンジンさん。1994年に来日後、日本で音楽活動を行っていますが、その中でも差別を受けた経験もあるといいます。国や人種、宗教や文化にとらわれることなく、みんなが理解しあい、平和な世の中にしていくために、何が必要なのかを、会場の皆さんと一緒に考えていきます。
講師ジャンル
|
人権・平和、 教育・青少年育成、 文化・教養、 音楽 |
---|
主催者様からの声
私たちの心の奥に潜む偏見や先入観を取っ払い、理解していく姿勢が大切だと思いました。会場ではバイマ―さんの言葉に聞き入っている方も多かったです。
ピーター・フランクル
数学者
大道芸人
ワタシは一体ナニジンなんだろう
ハンガリー生まれのユダヤ人であるピーター・フランクルさん。共産主義の不自由さと古くから続く差別に恐怖心を抱え、26歳の時にフランスに亡命。1988年に来日し、以来日本に拠点を移し、タレント活動も行っています。これまでの人生を振り返りながら、みんなが幸せに暮らしていくには、どうすればよいかを考えていきます。大道芸を交えてながら、楽しくわきあいあいとお話しします。
講師ジャンル
|
意識改革、 人権・平和、 国際化・グローバル、 男女共同参画、 教育・青少年育成、 コミュニケーション、 文化・教養 |
---|
主催者様からの声
テレビでおみかけする通り、楽しいお人柄で、重たいテーマではありますが、子どもたちにもわかりやすくお伝えいただきました。最初の大道芸に引き込まれ、あっという間に時間が過ぎていきました。
合わせて読みたい
2024年4月から「合理的配慮の提供」が義務化されましたが、皆…
厚生労働省「国民生活基礎調査」(2022年)によると、日本の子…
2025年、戦後80年を迎える日本。2024年には日本原水爆被…
他の記事をみる
業務外の講師への取次は対応しておりません。