どのような組織であっても、法令遵守(コンプライアンス)の必要性・重要性の浸透、及び不祥事を起こさないため組織づくりは必要不可欠です。
それはJA様であっても同様ではないでしょうか。
一度コンプライアンス違反を犯してしまった場合、その組織への信頼はすぐに失われてしまいます。
信頼が失われた場合、回復するのにはとてつもない時間がかかるということはご周知の通りです。
また、不幸にも不祥事が起こってしまった場合、素早い対処を組織として行うことも必要な行動です。
ここでは、豊富で具体的な事例等からコンプライアンスやリスクマネジメントについて学べる研修プランをご紹介します。
■目次
- 赤堀三代治 『不祥事発生の構造と未然防止に向けての取組について』
- 新井健一 『ビジネス書から読み解くコンプライアンス最前線』
- 新田 龍 『「コンプライアンス対策に組織としてどう取り組むか」 ~トラブル事例に学ぶ~』
- 江藤雅章 『コンプライアンス不祥事防止研修~自らを守る』
- 援川 聡 『プロが教える「モンスタークレーマー」対応策~元刑事から実例で学ぶ顧客満足から危機管理まで~』
- 河田好平 『元検事の弁護士が教える 不正が起きない会社の作り方~従業員不正の防止・対応について~』
- 白木大五郎 『職場におけるコンプライアンス意識の徹底と管理者の役割』
- 田中直才 『事例をもとに考えるコンプライアンス違反撲滅の取組み』
- 田中正博 『~危機の予防策と危機発生時の対応~事例に学ぶ企業の危機管理』
- 山口真由 『令和時代のコンプライアンス』
赤堀三代治 あかほりみよじ
リスクアドバイザー
コンプライアンスアドバイザー
不祥事発生の構造と未然防止に向けての取組について
ひとたび不祥事が発生しますと、企業のブランドイメージに大きく影響します。組織の信頼性は地に堕ち、事業運営に大きな影を落とすこととなります。不祥事対応は、組織事業運営上、とても重要で、軽視できないものです。本講演では、発生事例をもとに、発生が組織に与える影響、発生の構造、発生未然防止の取り組みに関して、学習する場とします。ケースメソッド、ワークショプ形式の研修会を展開し、参加者の気づきにもとづくリスク感覚のスキルアップを図ります。
- 危機管理・コンプライアンス・CSR経理・総務・労務 メンタルヘルス教育・青少年育成
主催者様からの声
分かりやすくお話頂きました。重すぎず、でも危機感を持って…というバランスが、穏やかなお話の中で絶妙でした。
新井健一 あらいけんいち
企業人事、コンプライアンス専門家
株式会社アジア・ひと・しくみ研究所 代表取締役
ビジネス書から読み解くコンプライアンス最前線
「コンプライアンス経営」はすでに多くの企業で定着し、社内で積極的にコンプライアンス教育を行うところも増えています。しかし、少子高齢化や女性の活躍推進等でさまざまな配慮が必要となる中、これまでの全社員一括の研修では対応しきれなくなってきました。本講座では、リスクの性質に応じた社員一人ひとりのコンプライアンス意識とスキル向上に焦点を当て、社員それぞれがコンプライアンスへの認識不足を痛感し、自らコンプライアンスの知識やスキルを強化できる方法論をお教えします。
- 人材・組織マネジメント
危機管理・コンプライアンス・CSR
主催者様からの声
コンプライアンス教育の必要性がわかり、社員の気づきにつながったと思います。
新田 龍 にったりょう
働き方改革総合研究所株式会社 代表取締役
厚生労働省「ハラスメント対策企画委員会」企画委員
「コンプライアンス対策に組織としてどう取り組むか」
~トラブル事例に学ぶ~
昨今のメディアでも取り上げられているスポーツ関連での大学の記者会見などから、ハラスメントとコンプライアンス、危機管理における意識が高まっております。自ら「ブラック」と呼ばれた企業で働いた経験から、働き方改革のコンサルタント会社を設立し、厚生労働省「ハラスメント対策企画委員会」企画委員も務める講師が、コンプライアンス、ハラスメント、危機管理について、トラブル事例を交えてわかりやすくお話します。
- リーダーシップ意識改革 危機管理・コンプライアンス・CSR その他ビジネストピック
主催者様からの声
意識啓発に大いに役立ったと感じています。やはり、会社が変わるには取締役および管理職の意識から変えていく必要があると改めて認識できました。
江藤雅章 えとうまさあき
QMS・PMS審査員
第一種衛生管理者
行政書士
コンプライアンス不祥事防止研修~自らを守る
社員の無知や意識の薄さから様々な不祥事が増加する中で、企業のコンプライアンスの姿勢が問われています。様々な危機やリスクに対して、何に備えればいいのか、何を備えるべきなのか。37年の警察幹部の勤務経験を持ち、危機管理・安全安心労働衛生コンサルタントとして活躍する講師が、真の危機管理とリスク管理を理論的かつ実践的に解説します。ワークショップや笑いを交えて、最後には「聞いて良かった」と思える内容になっています。
- 安全管理・労働災害
人材・組織マネジメント危機管理・コンプライアンス・CSR リーダーシップ
主催者様からの声
今一度危機管理に努めることの大切さを確認できました。
援川 聡 えんかわさとる
株式会社エンゴシステム 代表取締役
プロが教える「モンスタークレーマー」対応策
~元刑事から実例で学ぶ顧客満足から危機管理まで~
社会不安を反映して増殖するモンスタークレーマー。「誠意を見せろ」「インターネットで流すぞ」。理不尽で執拗な要求は、ときに社員をうつ状態にさせ、最悪の場合逆切れから殺人事件にまで発展したケースもあります。本セミナーは、警察官から大手流通業に転進し数多くの悪質クレームを解決してきた講師が、様々な実例を交えてモンスタークレーマーを解決するテクニックと、組織として対応しなければならないリスクマネージメントのノウハウを伝授します。
- 顧客満足・クレーム対応 防災・防犯 危機管理・コンプライアンス・CSR
主催者様からの声
実例をもとに詳しくお話をしていただきましたので、参加者も話を聞き入っておりました。参加者からは有意義だったと、今後に活かしていきたいとの感想がありました。
河田好平 かわたこうへい
弁護士、元 検事
公認不正検査士
一般社団法人リスク対策支援協会 講師
元検事の弁護士が教える
不正が起きない会社の作り方
~従業員不正の防止・対応について~
着服・横領、機密情報の漏洩、情報の改ざん等、社員の不正行為が後を絶ちません。社員の不正行為が起きる会社にはどんな問題があるのか?元検事で、労務問題を得意とする弁護士の講師が、あらゆる不正行為の事例をもとに、不正行為が起きた場合の対応と起こさせないための予防策を指南します。経営者だけでなく、管理職や人事担当者の方々にぜひ聴講していただきたい内容となっています。
- IT・AI・DX 危機管理・コンプライアンス・CSR 国際化・グローバル
主催者様からの声
弊社で危機感が薄いことがわかり、改めて不正行為への予防を強化していく気づきが得られました。事例も多くあり、対応策が具体的でわかりやすかったです。
白木大五郎 しらきだいごろう
企業リスク研究所 代表
職場におけるコンプライアンス意識の徹底と管理者の役割
企業不祥事は、20世紀と21世紀で、その概念が大きく変化しています。特に虚偽・隠匿に対する糾弾が激化している点に企業側の組織づくりが問われています。つまり、これまで問題とされなかったことも企業倫理の問題として厳しく追及され、特に不正申告・データ改ざんなどの不正行為がより厳しく問題視されるようになっているのです。本講演では、不正がおこる社内の環境や管理監督者にもとめられる予防策、再発防止策をわかりやく、時には「川柳」を交えてお伝えします。
- 人材・組織マネジメント危機管理・コンプライアンス・CSRその他ビジネストピック 意識改革
主催者様からの声
実情を踏まえた具体的な対策やノウハウをお話いただき大変有意義な研修会になりました。
田中直才 たなかなおとし
社会保険労務士
企業危機管理士
労組運営アドバイザー
事例をもとに考えるコンプライアンス違反撲滅の取組み
企業のコンプライアンス違反が発覚すると、社会から厳しく指弾されることになります。そうならないために、社会保険労務士で企業危機管理士の講師が、社会から企業に求められているコンプライアンスとは何かについてお話します。また、講師が実際に経験した事例にもとに、部下や部署にコンプライアンスを徹底するためのマネジメントのノウハウ、コンプライアンス遵守に向けた会社全体の社員教育や体制整備について具体的にお話します。
- 顧客満足・クレーム対応 ワークライフバランス 人材・組織マネジメント 危機管理・コンプライアンス・CSR
主催者様からの声
講師の方が実際に体験した事例をもとに具体的な防止策や対応策を教えていただき、大変ためになりました。今後、社内で徹底していきたいと思います。
田中正博 たなかまさひろ
株式会社田中危機管理広報事務所 代表取締役社長
~危機の予防策と危機発生時の対応~
事例に学ぶ企業の危機管理
連日のように報道される有名企業の不祥事沙汰。せっかく築き上げてきた会社の信用も、一介の不祥事ですぐに失墜してしまいます。危機管理のプロが、コンプライアンス違反防止に必要な意識、危機予防の必須心得などの他、危機発生時のクライシス・コミュニケーションの重要性を示し、実際の成功例と失敗例を紹介しながら、対処法や行動指針を詳細に解説します。最大の原因である“現場の危機意識の欠落”に対して警鐘を鳴らし、全社的な意識啓発を促す講演です。
- 危機管理・コンプライアンス・CSR その他実務スキル
主催者様からの声
具体例をあげてのマネジメント方法は、とても為になり意義のある研修会になりました。
山口真由 やまぐちまゆ
信州大学社会基盤研究所特任教授
令和時代のコンプライアンス
「家族型組織」である日本企業は、これまで組織(企業)独自のローカルルールが許されていたという部分がありました。しかし、昨今はSNS等の発達により、それらが白日の下にさらされ、最悪の場合社会全体から大きな批判を受けるといったケースも出てきています。本講演では、最新のコンプライアンス事件を例にとり、企業としてのどのように対策すべきかを伝授します。また、世界最新のコンプライアンス事件についても解説し、グローバルな視点でコンプライアンスについて考えていきます。
- その他ビジネストピック 意識改革 教育・青少年育成 危機管理・コンプライアンス・CSR
主催者様からの声
山口さんご自身の体験をベースにご講演頂きましたので、内容がわかり易く、心に響いたと思います。
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