全世界で5千万人以上の死者を出した第二次世界大戦の悲惨な体験を反省し、1948年12月10日第3回国連総会において、すべての人間の自由と平等をうたった「世界人権宣言」が採択されました。戦争はすべてを破壊する最大の人権侵害です。国連では毎年12月10日を「人権デー」と定め加盟国や関係機関では人権擁護のための啓発活動をすることを決めています。わが国でも12月4日〜10日を「人権週間」と定め、全国各地で啓発ポスター、作文の募集等、さまざまな啓発活動が行われています。システムブレーンでは、私たちの身のまわりからあらゆる差別をなくすため、「思いやりの心」「かけがえのない命」について考えるきっかけとなり、多くの方々にご参加いただける人気講師、講演テーマをご提案させていただきます。

スポーツに見る指導環境の現在
~ スポーツと人権を考える ~

二宮清純 にのみやせいじゅん
スポーツジャーナリスト
株式会社スポーツコミュニケーションズ 代表取締役
国内外で幅広い取材活動を展開するスポーツジャーナリスト。切れ味の鋭いコメンテーターとしても活躍。講演では、スポーツの世界を例に挙げながら独自のリーダー論や組織論を展開。スポーツによる地域振興にも力を入れている。
【ここがオススメ!】

世界各国でスポーツの取材をしてきた経験を基に、スポーツの現場におけるさまざまな状況や体罰問題などから人権の重要性を話します。  広く一般の方々 (続きを読む)

明るく、楽しく、あきらめない生き方

辻井いつ子 つじいいつこ
ピアニスト 辻井伸行氏の母
ラジオパーソナリティー
ピアニスト 辻井伸行氏の母。生後まもなく全盲と診断された息子の才能を信じ、さまざまな困難を経てプロのピアニストへと二人三脚で歩む。伸行氏はヴァン・クライバーン国際コンクール(2009年)で優勝を果たす。子どもの才能の引き出し方、伸ばし方を語る講演は、子育てに悩む親たちに示唆を与える。

子育てのみならず、女性や中高年が明るく、楽しく生きていくための方法を自身の経験と合わせてお話します。いくつになっても、どんな状況でも夢や目標を決して「あきらめない生き方」についてお伝えします。  保護… (続きを読む)

生きることの、もうひとつの意味

ドリアン助川 どりあんすけがわ
作家、詩人、道化師、ミュージシャン

早大卒業後「叫ぶ詩人の会」結成。深夜ラジオ番組やテレビ出演など若者の人気を集める。同会解散後NY滞在を経て、帰国後は執筆とライブ活動。2015年よりニッポン放送系列の『テレフォン人生相談』パーソナリティ。著書『あん』(映画化/カンヌ国際映画祭ある視点部門オープニング上映)。他、著書多数。


広く一般の方々 (続きを読む)

“地獄ときどき晴れ”パニック症10年間の闘病から克服まで
差別や偏見のない人権を尊重した社会づくりの大切さ

大場久美子 おおばくみこ
俳優
心理カウンセラー(日本推進カウンセラー協会認定)
足底反射療法士・音楽健康指導士
1978年「コメットさん」(TBS)で絶大な人気を得る。女優として幅広く活躍する傍ら、心理カウンセラー・足底反射療法士・音楽健康指導士の3つのスキルを総合的に用いた講演、東日本大震災・熊本地震など被災者の心と体のケアを精力的に行う。著書『やっと。やっと!―パニック障害からぬけ出せそう…』等。

心の病気に対する社会の偏見や差別が、病気を隠したり、専門医へ通院しづらい環境を作っています。  私自身のパニック症(パニック障害)10年間の闘病から克服までの体験を基に、 病気への理解と差別や偏見のな… (続きを読む)

戦場の現場から祈りを捧ぐ
~命の大切さ 互いを愛し、敬いあうこと~

渡部陽一 わたなべよういち
戦場カメラマン/ジャーナリスト

学生時代から世界の紛争地域の取材を続け、以後、激変する世界情勢の渦中に飛び込み、戦場・変革現場での取材・発信を続ける戦場カメラマン。各地の取材を通じて痛感した命の大切さ、深淵な人間愛、平和希求のメッセージを、写真と文章で世界に発信するため、講演活動も精力的に実践中。

「一枚の写真の力に託そう!」と決意。再びアフリカ、ザイールに戻りました。 以後、戦場カメラマンとして、世界中の戦場、情勢が不安定な地域、被災地を飛び回っています。  その現場で体験した惨劇、人間の残酷… (続きを読む)

生きることは感動すること
~柔らかな心で明日を生きてみませんか?~
お話と歌と朗読劇で心のストレッチ

佐久間レイ さくまれい
声優・歌手・劇作家

「それいけ!アンパンマン」のバタコ役、「魔女の宅急便」のジジ役などで知られる声優。劇作家として命や絆などについての物語を執筆。また、シングルマザーとして「子育て」「女性の生き方」「人権」をテーマに講演。絵本や物語を一人語りで演じ、歌を交え、コンサートのような時間を創り出し、世代を超えて好評。

<講演の流れの一例>  【挨拶&自己紹介】  キャラクターの映像を使って声を披露&自己紹介(パワーポイント)  【歌】 「アンパンマンのマーチ」「ふすさと」など  【トーク】 身体同様、心も何かにつま… (続きを読む)

報道と人権~キャスターから見た人権~

宮川俊二 みやがわしゅんじ
キャスター

早稲田大学第一文学部卒業後、NHKに入局。チーフアナウンサーを務めていた1993年に、同局を依願退職。その後、フジテレビ「ニュースJAPAN」のキャスターとして活躍。現在はフリーとして報道・情報・クイズ・バラエティー等に出演し、多方面で活躍している。

人権を守る側のマスコミも、時として行き過ぎた報道をすることがあります。 知る権利という名のもと過熱報道され、個人のプライバシーや人権を侵害してしまうことがあります。 報道するメディア側は人権感覚をさら… (続きを読む)

子どもの貧困と日本社会
~つながりの中で生きる~

湯浅 誠 ゆあさまこと
社会活動家
東京大学先端科学技術研究センター 特任教授
NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ 理事長
1969年生まれ。1990年代よりホームレス支援・生活困窮者支援に従事。2009年から3年間、内閣府参与。法政大学教授(~19年)。主な著書に『「なんとかする」子どもの貧困』(角川新書)、『ヒーローを待っていても世界は変わらない』(朝日文庫)など。
【ここがオススメ!】

社会にはいろいろな状況の人がいる。周囲の人がそのことに気付けるかどうかが、誰もが暮らしやすい地域をつくるための大事な要素である。 こども食堂が提供するものは、貧困対策だけでなく交流や体験といった「つな… (続きを読む)

「がんばらない」けど「あきらめない」
~命を支えるということ~

鎌田 實 かまたみのる
医師・作家

1948年、東京都生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業後、長野県・諏訪中央病院へ赴任。30代で院長となり、潰れかけていた病院を再生させた。一方、イラクやチェルノブイリ原発事故の被災地ベラルーシ共和国への医療支援、東北の被災者支援など精力的な活動を行っている。

紛争地や原発事故で被曝し、何の罪もない子ども達が充分な治療も受けられないまま死んでいくという現実。チェルノブイリ原発事故によって白血病になった子ども達を救うための支援活動を通して、命の尊さを語る。 ま… (続きを読む)

ことわざから学ぶ家族・社会の絆
~昔の人の言い伝えが心を元気にする!~

橋本テツヤ はしもとてつや
ジャーナリスト・コラムニスト
肥満予防健康管理士・メンタルケア心理士
文化放送パーソナリティーからフリーアナウンサーを経てテレビ番組制作会社を経営。古代衣装に造詣が深く、皇太子殿下ご成婚時、雅子妃殿下の「十二単」をNHKテレビで解説。著書に『迷いを断つ諺』他多数。また、地域精神医療(コミュニティ精神医療)に携わるなど多方面にわたって活動している。

日本のことわざの歴史は古く、江戸時代から生まれたものが多いと言われています。 その内容は、人々の喜びや悲しみだけでなく、日常生活の知恵や自然、動物との関わりに至るまで、実に豊富です。 ふだん何気なく使… (続きを読む)

いま、人権から・・・
ひとりひとりが「主役」の社会を

落合恵子 おちあいけいこ
作家
クレヨンハウス主宰
「書く」だけでなく「行動する」社会派作家として名高い。子ども・高齢者・女性等、社会構造的に声の小さい側に寄り添った作品多数。講演テーマは、人権を主軸に男女共同参画、育児、教育、介護、食の安全など多岐。また、子どもの本専門店クレヨンハウス、女性の本専門店ミズ・クレヨンハウス主宰。

『人権とは、誰の足も踏まないこと。誰にも足を踏まれないこと。』  男だから、女だからではなく、自分自身がもっと輝いて生きることが必要。「〜らしく」といった、過去の遺物が今も残っている。「男らしさ」の良… (続きを読む)

出会いの人生から学んだこと

菊地幸夫 きくちゆきお
弁護士
元司法研修所刑事弁護教官。現在、社会福祉法人練馬区社会福祉事業団理事も務める。また、日本テレビ「行列のできる法律相談所」「スッキリ!!」にレギュラーとして出演。弁護士業務の傍ら体力作りにも勤しみ、各地のトライアスロン大会へも出場。地元小学生のバレーボールチームの監督等も務める。

がんばっぺ、オラの大好きな日本

ダニエル・カール だにえるかーる
タレント・山形弁研究家

愉快な山形弁でテレビ・映画出演と大活躍する異色の外国人タレント。旺盛な好奇心とバイタリティあふれる行動力、ユーモア豊かなサービス精神、3年間の山形での生活で鍛えた山形弁を武器に、司会・コメンテーターなど幅広く活躍。東日本大震災以降、被災地へ支援物資を運ぶなどのボランティア活動中。

私が日本に住み始めてから25年になります。しかし、この日本という国、知れば知るほど面白くなってくる国です。もちろん私は外国人ですから、日本人が内側から見る日本と、私の見る日本とは全く異なるものでしょう… (続きを読む)

フォトジャーナリストから見た世界の貧困
~私が撮り続ける理由~

安田菜津紀 やすだなつき
認定NPO法人Dialogue for People副代表
フォトジャーナリスト
16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、カンボジアを中心に、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で貧困や災害の取材を進める。東日本大震災以降は、陸前高田市を中心に被災地を記録し続けている。


合わせて読みたい

合理的配慮の具体的な導入に向けて~障がい者就労支援セミナープラン~

2024年4月から「合理的配慮の提供」が義務化されましたが、皆…

子どもの貧困を考える講演プラン

厚生労働省「国民生活基礎調査」(2022年)によると、日本の子…

戦後80周年 平和について考える講演プラン

2025年、戦後80年を迎える日本。2024年には日本原水爆被…


 他の記事をみる