オンライン講演(ウェビナー)によく使われているウェビナーツール「Zoomビデオウェビナー」。オンライン会議に使用されるZoomミーティングとは違い、大人数での講演やセミナーに特化したツールで、Zoomミーティングと機能及び使い方も異なります。
参加者(聴講者)の中には、Zoomミーティングの使い方は知っていても、Zoomビデオウェビナーの使い方がわからない方もいらっしゃいます。

そこで今回は、参加者(聴講者)に向けて、Zoomビデオウェビナーの参加方法と基本的な使い方をご紹介します。

本記事は、参加者が講演前に知っておくべきZoomビデオウェビナーの機能と使い方が集約されていますので、参加者向けの操作マニュアルとしても活用できます。

Zoomビデオウェビナーとは?ホスト・パネリスト・参加者の役割

Zoomビデオウェビナーは、オンライン講演や配信イベントなどに活用されているツールです。
ウェビナーのすべての権限を持つのは「ホスト」(主催者)です。ホストのみ、開始や終了といった操作を行えます。

そしてもうひとつ、Zoomビデオウェビナーで特徴的なものが「パネリスト」(講師)です。
パネリストはビデオや画面の共有、注釈の送信が可能です。
ホストによって指名・選択されたユーザーのみがパネリストになることができます。

そして、「参加者」(聴講者)はホストやパネリストが配信した映像を視聴し、質疑応答を行う形で参加します。

会議や打ち合わせなど双方向でのやり取りを行うことが目的のZoomミーティングとは、役割によって機能が限定されている点が大きな違いです。

Zoomビデオウェビナー開催前に参加者へ送付すべき操作マニュアル

Zoomビデオウェビナーは普段使い慣れているミーティングとは画面表示が異なります。
Zoom自体を操作したことがないという参加者もいるでしょう。

開催一週間前には、「視聴できない」などのトラブルを回避するために操作マニュアルを送っておきましょう。そのうえで、講演前に操作方法を再度レクチャーするとより安心です。

Zoomビデオウェビナーの参加方法

参加方法は、①PCブラウザ又は➁スマートフォン・タブレットの2つの方法があり、それぞれにやり方が異なります。

①PCブラウザでの参加方法

PCブラウザから参加する場合は事前に主催者から送られてきたURLをクリックすることで参加可能です。

  1. 主催者から送信されたメールに記載されているURLをクリックします。
  2. 氏名・メールアドレス他、必要事項を入力します。
  3. 「ウェビナーに参加する」 をクリックします。

ホストのウェビナー開始とともに、参加が可能になります。

➁スマートフォン・タブレットからの参加方法

スマホ やタブレットで参加する場合は事前にアプリのダウンロードが必要です。
アプリダウンロード後、以下の手順で参加準備を行なってください。

  1. 主催者側から送られてきたURLをタップします。
  2. ミーティングに参加をタップ
  3. ウェビナーIDを入力し、参加をクリックするか、「ミーティングに参加する」をタップ。
  4. 名前とメールアドレスを入力します。
  5. パスワードが求められた場合は、主催者側から提示されたパスワードを入力し、参加をタップすることで聴講できます。

iPhone/iPadシリーズ、android端末ダウンロード先。

iPhone/iPadシリーズ

android端末

参加者が使えるその他の機能とその使い方

参加者が使うことができるその他の機能もご紹介します。
チャットやQ&A、挙手といった便利な機能を是非活用してください。

双方間のディスカッションが楽しめる「チャット」

オンライン講演開催中のチャットがホストによって許可されている場合は、ホストやパネリスト、他の参加者にメッセージを送信できます。

1. チャットボタンをタップして、チャット画面を開きます。

2.送信先の横にあるドロップダウンリストをタップして送信先を選択します。

3.メッセージを入力し、Enterボタンをタップすればメッセージを送信することができます。

ホストやパネリスト(講師)に質問できる「Q&A」

ホストおよびパネリスト(講師)に質問することができる「Q&A」機能。ホストが参加者に権限を与えているときのみ、この機能を使用できます。

この機能は「Q&A」ウィンドウから行えます。

1. Q&Aをタップすると、「Q&A」ウィンドウが現れます。

2.「聞く」をタップし、メッセージ欄に質問や回答を記入し、送信ボタンをタップして送信します。質問をした人にだけ回答を送る場合には、「プライベートに送信」にチェックして送信します。

3.Q&Aにはホストからの回答が届きます。

質問や発言を希望する時に使用する「挙手」

「挙手」機能は質問や発言を希望する時に使用するものです。

会場にいて質問するときや発言するときなどに挙手するのと同じように、手を挙げていることを知らせることができます。

1.「手を挙げる」ボタンをタップします。

2. 必要に応じて「手をおろす」ボタンをタップします。

このように便利な機能のあるZoomビデオウェビナー。聴講者へはあらかじめその機能についてのレクチャーを行うことで、オンライン講演やセミナーをより実りあるものとして実現 できます。初めての開催で準備ができるか不安…という方は、ぜひ弊社の専門スタッフにお気軽にご相談ください。開催をいちからサポートいたします。

SBスタッフによるオンライン講演の事例レポート


【SBスタッフ事例レポート第7回】
離れた場所との距離感を埋めるコツ

昨年(2020年)より急増したオンライン講演。 私は普段営業事…

【SBスタッフ事例レポート第5回】
リアル開催からオンライン開催に切り替えた時の費用感と準備の違い

新型コロナウイルスはまだまだ収束の兆しも見えないまま、2021…

【SBスタッフ事例レポート第22回】
豪雨で講師が乗車した新幹線がストップ!オンラインでピンチを切り抜ける

感染対策に有効とされるオンライン講演ですが、実は天候不良など予…


 他の記事をみる

あわせて読みたい


Microsoft Teamsで録画(レコーディング)、再生、共有する方法をわかりやすく解説

Microsoft Teamsを使ってオンライン講演(ウェビナ…

Microsoft Teamsホワイトボードを使いこなす!活用法や注意点も解説

Microsoft Teamsにはホワイトボードという機能があ…

【2023年最新版】無料で使えるオンライン講演・ウェビナーツール7選

アフターコロナですっかりと定着したオンライン講演。オンライン講…


 他の記事をみる