「安全大会」では前半に堅苦しいプログラムが続くので、後半のゲスト講師の枠は楽しい講演にしたいというご要望をよく伺います。もちろん、単に楽しいというだけでなく、笑うゆとりが安全に結びつきますし、健康づくりにも効果があります。笑って、日々の仕事の疲れを吹き飛ばし、明日からの活力に繋げることも安全大会の意義に繋がります!
今回は、落語家やお笑い芸人、俳優などが講師となり、笑いの中に安全意識も芽生える安全大会講演プランをご紹介します。
■目次
- 桂 三四郎 『落語家流 コミュニケーション術が安全で明るい現場をつくる』
- 神田山緑 『講談から学ぶ「安全意識の向上」』
- コント山口君と竹田君 『笑顔が作る職場の安全~心のリフレッシュが安全対策の第一歩~』
- 三遊亭歌扇 『笑いは心の栄養剤、心に余裕を持って行動すれば、0災害
(講演・落語・南京玉すだれ)』 - 三遊亭究斗 『~感じて、笑って!!~ミュージカル落語で学ぶ 安全習慣』
- 正嶋松場 『安全への意識を高める空気の伝染 “ポジティブジャパン”』
- 林家うん平 『事故なく安全に 笑いが育てるこころのゆとり』
- 林家鉄平 『笑いとユーモアで安全な職場を』
- 御竹龍雪 『サムライ俳優業で学んだ安全対策~人も道具も大切に~』
- 柳家一琴 『事故も破門も油断から~笑いでつなぐコミュニケーション』
桂 三四郎 かつらさんしろう
落語家
落語家流
コミュニケーション術が安全で明るい現場をつくる
なぜ人はミス・事故をおこすのか?その原因の一つに、現場関係者同士の連絡・確認不足などがあります。講師自身、現場作業員経験があり、現場で働く職人さんや工事関係者同士のコミュニケーションが円滑であればミス・事故を防ぐことができると考えています。本講演では、そんな考えを踏まえ、落語界で培ったコミュニケーション術で人間関係を良好にする方法を、笑いをまじえながらレクチャーし、笑いから生まれる心と体の安全にそった落語を披露します。
- 健康 コミュニケーション教育・青少年育成演芸・演劇
主催者様からの声
大いに笑い楽しい狙い通りの研修会となりました。ありがとうございました。
神田山緑 かんださんりょく
講談師(講談協会真打)
東洋大学・明治大学特別講師
中野区観光大使
講談から学ぶ「安全意識の向上」
安全は心の余裕から。ということで、「安全の心構え」をテーマに、最近ブームの伝統話芸「講談」を交えながら、楽しく学んでいきます。漫談は想像力を働かせて聞くものです。漫談の物語に浸り、笑ったり感動したりすることで、「心のゆとり」を感じられ、気づき力を向上させることができます。また、講談と落語の違いや歴史なども知識豊富にお教えします。ワークショップも交え、講談が初めての方も、講談が好きな方も楽しめる内容です。
- 教育・青少年育成経営哲学文化・教養その他ビジネストピック
主催者様からの声
講談は初めてだったのですが、とてもテンポが良く通る声で聴きやすく、お話もとても面白かったです。講談がわかっている方は掛け声をかけていたようです。
コント山口君と竹田君 こんとやまぐちくんとたけだくん
お笑いコンビ
笑顔が作る職場の安全~心のリフレッシュが安全対策の第一歩~
いろいろな安全基準を設けても、それを実行するかしないかは人間次第。つまり、いろいろな職場の決まりごとを問題なく履行するためには、人間自身が気持ちよく行動に移せることが重要です。お笑いコンビの先駆けとして有名な「コント山口君と竹田君」が、安全な行動に移すためにどんなことをすべきなのか、お笑いを交えて解説します。「舞台に立つときは、いつも以上にメンタルを気にしている」というお二人のセルフメンタルケア術も伝授します。
- コミュニケーション モチベーション安全管理・労働災害 その他実務スキル
主催者様からの声
2人が人生経験から得られた教訓がちりばめられた内容で、うなづける内容のものでありました。どんな仕事でも最後は、人とのコミュニケーションであり、安全管理もそこから始まるものであり、管理職や協力会社経営者の意識が高まりました。とても良いお話を楽しくして頂き、好評でした。
三遊亭歌扇 さんゆうていかせん
落語家
笑いは心の栄養剤、心に余裕を持って行動すれば、0災害
(講演・落語・南京玉すだれ)
「事故・ケガの無い現場」「安全な仕事場」を作るには健康が第一です。健康には笑いが一番。笑うことで心身ともに健康になり、笑顔が生まれれば人間関係もスムーズになる。そうすると、安全な声かけもできて、ゼロ災害につながるのです。そう語るのは、三遊亭圓歌の最後の弟子で元警備員指導教育責任者の三遊亭歌扇さん。安全にまつわる落語を聞きながら、落語のオチを考えることで、頭も柔らかくなり、事故・怪我を予測する判断力がつくそうです。講演最後にはお家芸・南京玉すだれも披露!
- 文化・教養防災・防犯安全管理・労働災害 コミュニケーション
主催者様からの声
社員も大変満足との意見が多かったです。社員の意識変化のきっかけになりました。
三遊亭究斗 さんゆうていきゅうと
一般社団法人落語協会真打
国家資格キャリアコンサルタント
子供心理カウンセラー
落語で学ぶ 安全大会
安全に作業するための一番の敵は、「慣れ」です。毎日同じ作業の繰り返しになると「慣れ」が生じ、それが「油断」に繋がり、それが原因で事故が起こるのです。このようなミスは、職場全体で考えて協力していけば、回避できる確率が高くなっていきます。歌と語り、そして音楽を合わせた独自の「ミュージカル落語」を開拓した劇団四季出身の落語家が、安全習慣を身につけるヒントを「ミュージカル落語」を交えてお教えします。笑いの中に気づきあり! あっという間の90分です。
- 演芸・演劇 人権・平和 教育・青少年育成 地域活性
主催者様からの声
当日は、笑いを織り交ぜながらのお話に興味が高まり、演題の内容に対して深く考えることができました。
正嶋松場 しょうじままつば
空気クリエイター
安全への意識を高める空気の伝染
“ポジティブジャパン”
安全は大きく分けて、物理的安全と心理的安全です。基本的に現場では、安全ベルトをつけるなど物理的な安全対策をイメージされがちですが、それを実現するには職場内に本音や悩みを言い合える「心理的安全性」があることが大前提です。本講演では、この心理的安全性を作り出すための最適手段である「ポジティブな空気づくり」について、元漫才師で空気クリエイターの講師が、笑いを交えて解説します。ポジティブな空気をデザインすることで、職場のコミュニケーションが活性化し、安全な職場づくりが実現できます。
- 営業・販売・マーケティングコミュニケーション
主催者様からの声
単なる「笑い」ではなく、コミュニケーションという部分で学びもあり、楽しくかつ勉強になったという印象で、大好評でした。「今日参加できなかった方にも聴かせてあげたい内容」でした。
林家うん平 はやしやうんぺい
落語家
事故なく安全に
笑いが育てるこころのゆとり
落語家講師の林家うん平さんは、調理師時代、ちょっとした油断から過失事故を招いた現場に遭遇。その体験から、危機管理・自己管理、職場内でのコミュニケーションの重要性を痛感したそうです。本講演では、そのときの体験を交えて、安全な職場づくりのヒントをお伝えします。「人を喜ばせ・楽しませることは、職場の安全にもつながる」と林家さん。最後には古典落語を披露し、会場を笑いでつなぎ、健康で安全な職場づくりを応援します。
- 環境問題 人権・平和 安全管理・労働災害 健康
主催者様からの声
飽きない内容で90分引き付けるのはさすがだと感じました。安全大会という事で安全の話ですが、何かに結び付けて考えても、ことが重要でしたので、達成度は高いと考えています。
林家鉄平 はやしやてっぺい
落語家
笑いとユーモアで安全な職場を
「笑う門には福来る」といいますが、笑いを取り入れるとNK細胞が活性化し健康にも大変良いそうです。作業能率を高め事故を防ぐためには明るく楽しい職場作りが何より大切ではないでしょうか? 「笑いと健康」の講演が好評な落語家講師が、職場を和やかにするコツや楽しい職場のためのコミュニケーション術をお教えします。そそっかしい話「堀の内」等、建設現場に関係した古典落語も披露し、笑ってためになる時間をお届けします。
- 健康
安全管理・労働災害
主催者様からの声
さすがベテラン落語家さんですね。主催者側として安心してお任せできました。また機会があれば依頼したいです。ご招待したお客様に喜んでお帰りになって頂くことができました。
御竹龍雪 みたけりゅうせつ
俳優、殺陣師、剣術家
サムライ俳優業で学んだ安全対策
~人も道具も大切に~
映画や芝居の世界では、「道具に裏切られる」という言葉があります。衣装や道具を粗末に扱った結果、出番が回ってきたときに壊れて使えない。それがもとで出演の機会を逃すということが実際に起こります。安全対策も同じこと。普段しっかりと準備しておくことで、本番にしっかりと効果を発揮できるのです。俳優で殺陣師、剣術家でもある講師が、事故を起こさないための対策や集中して仕事をするための方法を、剣術を例に、笑いを交えてお話します。
- 国際化・グローバル
安全管理・労働災害
主催者様からの声
俳優業の中から、安全に繋がる話をうまくつなげていただきました。参加者を舞台に上げて、寸劇をするシーンは笑いがおきて、盛り上がりました。
柳家一琴 やなぎやいっきん
落語家
事故も破門も油断から~笑いでつなぐコミュニケーション
一瞬の油断が大きな事故を生みやすい現場で一番注意しなければならないのが、「慣れる事によって起こる油断」です。噺家も同じ。噺家も慣れによってしくじり、仕事を失うことがあるのです。そう語るのは、落語家の柳家一琴さん。噺家になるまでには、かなりつらい修行があり、その修業期間中は相手が何を考えているかを察知して、どうすればその人が喜んでくれるのかを判断する力を養うのだそうです。安全対策にも、判断力が必要です。落語家の修業話から、安全に仕事を終えるための教訓をお伝えします。
- コミュニケーション
地域活性安全管理・労働災害
文化・教養
主催者様からの声
今大会に落語家の方を呼ぶという新しい試みでしたが、みんなが、退屈せずに聞いていました。プロの芸を見せていただきました。
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