今や10人に1人いると言われている発達障害児。家族や学校、周囲がさまざまな発達障害の特性を知り、適切な支援方法を知ることで、普通に仕事に就き、生活を送ることができます。
発達障害当事者である講師や発達障害児の育児経験のある講師など、自身の体験から、発達障害の特性を理解し、支援する方法を伝授する講演プランをご紹介します。
■目次
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- 石上友梨 『発達障害の方への対応「彼らの抱える生きづらさとは?」』
- 大橋広宣 『LDの挑戦! 算数0点から新聞記者に~苦手は得意でカバー 個性を伸ばして生きる~』
- 笹森理絵 『育つ力と育てる力~私と三人息子は発達障害です~』
- 南雲明彦 『子どもたちのSOSを見逃さない~学習障害から考える未来~』
- 堀内祐子 『子どもを理解する力~4人の発達障害の子育てから学んだこと~』
- 松本 純 『これって発達障がい?それとも個性?~グレーゾーンな子どもとのコミュニケーション~』
- 室山哲也 『ジャーナリスト夫婦奮戦記「自閉症児の子育てから学んだこと」』
- 米澤好史 『愛着障害と発達障害の理解と愛着の問題を抱えるこどもへの支援』
石上友梨 いしかみゆり
臨床心理士、公認心理師、ヨガインストラクター
発達障害の方への対応
「彼らの抱える生きづらさとは?」
発達障害の方は社会に出た際にさまざまな困難と出会います。発達障害の方に大切なことは、「自己理解」と「自己肯定感&セルフコンパッション」を高めることです。これまで発達障害の方々に深く関わってきた臨床心理士の講師が、発達障害の本質を知り、当事者の個性を活かしたサポートの仕方や寄り添い方を伝授します。
- メンタルヘルス モチベーション 福祉・介護
主催者様からの声
発達障害はそれぞれの症状も異なるため、支援方法も人さまざまでありますが、色んな事例をもとにお話しいただき、そこから得られるヒントもありました。質疑応答も活発に行われ、好評のうちに終わりました。
大橋広宣 おおはしひろのぶ
フリーライター、ディレクター
映画コメンテーター
LDの挑戦! 算数0点から新聞記者に
~苦手は得意でカバー 個性を伸ばして生きる~
フリーライター・映画コメンテーターであり、学習障害のうちの算数障害(ディスカリキュリア)とADHD(注意欠陥多動性障害)をもつ大橋広宣さん。級友のいじめや教師の無理解に苦しみながらも、個性を伸ばす両親のお陰で、大学を卒業し、新聞記者になることもできたそうです。軽度発達障害は「ひとつの個性である」と語る大橋さんが、自身のこれまでの人生を振り返りながら、LDや軽度発達障害の生きづらさを理解し、支援する方法について一緒に探っていきます。
- 教育・青少年育成
主催者様からの声
今回は発達障害の子どもを持つ親の集まりであり、当事者からの声が聞けるとあって、講演前から関心が高かったです。周囲の無理解に苦んだ状況は同じであり、全てのお話しに共感が持てました。
笹森理絵 ささもりりえ
精神保健福祉士・睡眠健康指導士上級
神戸市ピアカウンセラー
発達障害ダイバーシティサポーター®
育つ力と育てる力
~ 私と三人息子は発達障害です ~
32歳の時に発達障害の診断を受け、発達障害の3人の息子を持つ講師が、当事者・保護者・支援者の視点から、発達障害の特性や対応をわかりやすく解説します。発達障害の当事者が持っている不思議な特性について、オリジナル画像を挙げながら紹介。世間の誤解を上手にかわし、子どもの潜在能力を伸ばすノウハウもお伝えします。
- 教育・青少年育成 人権・平和
主催者様からの声
自身もお子さんも発達障害ということでそれぞれに特性が異なり、それについて理解してあげなければならないことがわかりました。軽妙なトークで楽しく聴講させていただきました。
南雲明彦 なぐもあきひこ
明蓬館(めいほうかん)高等学校
共育コーディネーター
子どもたちのSOSを見逃さない
~学習障害から考える未来~
子どもたちは何らかの形で大人にSOSを出しています。そのサインに大人は気づかない時があります。子どももどのようにサインを出していいかわからない時があります。それでも、子どもという時代に自分の気持ちをわかってくれるのではなく、「わかろうとしてくれた」大人がいたことは忘れられない素晴らしい経験になります。
学習障害があり、自身も不登校を経験したことのある講師が、子どもたちのSOSを見逃さず、適切に対応するための方法を皆さんと一緒に考えていきます。
- 教育・青少年育成 人権・平和 福祉・介護
主催者様からの声
今回の開催目的にふさわしい、とても素晴らしいお話をいただきました。多くの気付きを得ることができました。
堀内祐子 ほりうちゆうこ
自閉症スペクトラム支援士
特別支援士
傾聴心理士
子どもを理解する力
~4人の発達障害の子育てから学んだこと~
発達障害(アスペルガー症候群、ADHD、LD)の4人の子どもを持ち、現在自閉症スペクトラム支援士、特別支援士、傾聴心理士としても活躍する講師が、発達障害児への寄り添い方、折り合いの付け方をお話しします。講師自身が子育ての中から学んできたさまざまな「工夫」と「スキル」を具体的にお教えします。
- 人権・平和
主催者様からの声
元気があり、とてもパワフルな講演であり、時間の経過を忘れるぐらいに飲み込まれました。実体験からくる講演で非常に説得力があり、子育てに悩んでいる保護者の方々に多くのヒントを与えていただきました。
松本 純 まつもとじゅん
親業訓練インストラクター
コミュニケーションアドバイザー
これって発達障がい?それとも個性?
~グレーゾーンな子どもとのコミュニケーション~
ADHDの息子を持ち、家庭崩壊の寸前までいった母親としての経験をもとに、親と子の愛情をどう育むか、効果的なコミュニケーションの方法を具体的に伝授します。困った子にはもちろん、どんな子とも気持ちを通わせられる親業のコミュニケーション法「ゴードンメソッド」を中心にお伝えします。
- コミュニケーション 教育・青少年育成 地域活性 顧客満足・クレーム対応
主催者様からの声
まだ発達障害という言葉が認知されていない時代から、発達障害の息子さんとのやりとりは壮絶なものがあったと思います。そんな過酷な経験を糧にして、寄り添っていく姿に感動を覚えました。
室山哲也 むろやまてつや
日本科学技術ジャーナリスト会議会長
元 NHK解説主幹
ジャーナリスト夫婦奮戦記
「自閉症児の子育てから学んだこと」
NHKの科学ジャーナリストである室山哲也さんご夫婦が、妻と夫の立場から娘の子育てをどのように行い、どのような課題に直面し、乗り越えてきたか、その秘訣についてリアルにお話しします。室山さんは最先端の脳科学について語り、「妻」はコロンビア大学大学院で学んだ国際的視野と一主婦としての生々しい子育てのプロセスについて語ります。
- その他ビジネストピック IT・AI・DX 環境問題 教育・青少年育成
主催者様からの声
同じ自閉症児を持つ親御さんたちから、大変好評でした。共感できるところ、ヒントとなるところたくさんあったと思います。講演後の質疑応答も積極的に行われました。
米澤好史 よねざわよしふみ
和歌山大学教育学部 心理学教室 教授
学校心理士スーパーバイザー・ガイダンスカウンセラー
臨床発達心理士スーパーバイザー・上級教育カウンセラー
愛着障害と発達障害の理解と
愛着の問題を抱えるこどもへの支援
臨床発達心理士としての経験をもとに、こどもの愛着障害、発達障害、学習障害などの問題に取り組む実践から得た支援方法を伝えます。愛着障害、愛着の問題を持つこどもの見極めのポイントや愛着修復プログラムによる支援、及び特に自閉傾向と愛着障害を併せ持つこどものパニック的攻撃行動への支援も含めた感情コントロール支援援する方法など、具体的に解説していきます。
- 防災・防犯教育・青少年育成
主催者様からの声
「愛着障害の研究」を、理論だけでなく現場の先生たちに寄り添い一緒になって実践し、現場の問題解決に尽力されているのだろうと感じました。また、穏やかな笑顔の奥に秘めた熱意と信念も、お話を聞かせていただく中で感じました。
学校・教職員・PTA向け講師ガイドブック
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