「いじめ」や体罰、不登校や親による虐待といった、子どもをめぐる人権問題は周囲の目につきにくいところで発生していることが多く、また被害者である子ども自身も、その被害を外部に訴えるだけの力が未完成であったり、身近に適切に相談できる大人がいなかったりする場合が少なくありません。「しつけだから」という理由で、親などが助けを求めることを知らない子どもに暴力をふるい、なかには死にいたらせるという児童虐待が、日本でも深刻な社会問題となっています。虐待は子どもの心身に重大な影響を及ぼす人権侵害であるばかりでなく、次世代に及ぶ「虐待の連鎖」を生む原因とも言われています。  また、児童買春やインターネット上での児童ポルノのはんらんなど、子どもが性的に搾取される問題も深刻になっています。  さらに世界には、紛争や貧困、有害な労働により命を脅かされる子どもたちもたくさんいます。子どもの人権を守るためには、子どもにこそ必要な独自の権利が保障されなければなりません。

子どもを犯罪の被害者にも加害者にもしない子育て
~問われる親の責任と覚悟~

幸島美智子 こうじまみちこ
元 警視庁警察官
子育てアドバイザー
警察官のキャリアと子育て経験を基に「少年犯罪予防委員会」を設立(~2011年)。「我が子を犯罪者にしない子育てこそが、日本の治安回復に直結する」と犯罪予防に取り組む。講演では、防犯・少年犯罪予防の他、段階的な子育て法を説き、子育てに迷う親や防犯に取り組む人たちに大きな力を与える。

少年非行・少年犯罪の低年齢化(小学校1年生の万引き等)の原因がわからず、子育てに不安を抱えている親が多い。現実問題として幼稚園生の我が子と一緒にお風呂に入らない(理由は面倒くさいから)親が増えてきてい… (続きを読む)

大人から子どもまで、誰でもわかる基本的人権
心のつながりをもとめて
~コミュニケーションで変わる人間関係~

瀬川文子 せがわふみこ
コミュニケーションアドバイザー
アンガ―マネージメントファシリテーター
エニアグラムアドバイザー・絵本作家
客室乗務員(14年間)の経験、再婚家庭の子育て(結婚と同時に12才、7才の母)を通し、コミュニケーションの大切さを、講演、研修、著作で伝えている。子育ても企業の人材教育も信頼関係が重要。「想いが伝わる」コミュニケーション魔法の極意を楽しく分かりやすく、参加型の講演スタイルで伝授。

大人から子どもまで、誰でもわかる基本的人権の話です。  人は誰でも生まれながら安心して、自信をもって、自由に生きる権利があります。虐待、暴力、イジメにと、人は無力感に襲われ、自分はダメな人間だ、弱い人… (続きを読む)

孤立と虐待のない街づくり~無縁化する子どもを支えるためにできること

石川結貴 いしかわゆうき
作家/ジャーナリスト

一貫して家族問題を取材し、現場にこだわり自分の目と足を使って多くの実例と向き合ってきた。複雑化する家族の現状、子どもに起きている異変、学校と保護者の関係づくりなど、机上論ではなく具体論を提示する。2人の男の子を育てた自身の経験からも、現実的な視点を大切にしている。

家族の孤立化、地域の希薄化、経済格差などにより、人とのつながりを失う子どもが増えています。 周囲の関心や助けがなく、児童虐待などの問題を抱える子どもも少なくありません。 虐待や無縁化がもたらす影響は大… (続きを読む)

いじめや虐待から子どもを守る。と同時に親御さん自身も守る。その為に今日から出来ること。

悠々ホルン ゆうゆうほるん
子どもの本音の代弁者
子どものSOSソングライター
いじめや虐待などの子どものSOSを歌い続けるミュージシャン。講演ではこれまで全国の子達から聞いてきた子どもが親・大人に言えない本音・SOSの代弁、またその原因や対応策をお話します。また悠々ホルンの実体験や相談の手紙やメールをもとに作られた曲を弾き語り等で披露。

子どもを守るには、まず大事な場面で大事な事に気付けるかどうかが問われています。私は今回の講演でその”気付き”を90分間に渡り、お伝えします。  専門用語は極力避け分かりやすく、講演終了頃には、子どもの… (続きを読む)

“オール1先生”からのメッセージ
~子どものサインを見逃さないで~

宮本延春 みやもとまさはる
エッセイスト
元 高校教諭
作家
著書『オール1の落ちこぼれ、教師になる』で知られる元教師。いじめが原因で学校嫌いになり、中1の成績はオール1。23歳の時に見たアインシュタインのビデオに衝撃を受け、豊川高校定時制部・名古屋大学に進学し物理学を学ぶ。現在は、自身の体験から、大人や子どもに夢と希望と感動を与え続ける。

少年・少女から思春期に向かう多感な時期に、勉強や友達関係や将来のことなど、色々な局面で躓いたり、悩んだり、苦しんだりする子どもたち。彼らを温かく見守り続け、時には手を差し伸べ、適切な方向に導かないとな… (続きを読む)

子どもと心を通わせる

松本 純 まつもとじゅん
親業訓練インストラクター
コミュニケーションアドバイザー
ADHDの息子を持ち、家庭崩壊の寸前までいった母親としての経験を基に、子育てに悩む親たちを支援。親と子の愛情をどう育むか、効果的なコミュニケーションの方法を具体的に伝授。親が愛情だと思っていても、子どもに伝わらなければ同じことと語り、親子関係の再生に向けて一筋の光を投げかける。

最近の事件を見ていると、「親の愛があれば子どもはちゃんと育つ」という常識が通用しない場合が多いと思います。愛や気持ちは伝える努力が必要なのです。互いの気持ちを通わせる「心の架け橋」の築き方をゴードン・… (続きを読む)

いじめられていい人は一人もいません
~いじめから子どもを守るために、今、おとなとしてできること~

阿部真紀 あべまき
認定NPO法人エンパワメントかながわ 理事長

いじめ、虐待、デートDVなど、あらゆる暴力をなくしていくために大切なことは、自分を大切に思う気持ち、人と人とのコミュニケーション、そしてつながることだと考え、笑顔あふれる参加ワークショップ形式を取り入れながら伝えています。

いじめは、子どもの問題ではなく、おとなや社会の問題です。 いじめをなくしていくことは、おとなや社会の責任です。 いじめをなくしていくために、おとなとしてできることはたくさんあります。  暴力をなくして… (続きを読む)

ホスピタルクラウンが伝える感動と笑顔
~全ての人たちの笑顔が見たい!~

大棟耕介 おおむねこうすけ
有限会社プレジャー企画 代表取締役会長
NPO法人日本ホスピタル・クラウン協会 理事長
愛知教育大学 非常勤講師
「すべての人に笑いを」という想いから、闘病中の子ども達を笑いで元気づけるホスピタル・クラウン。
新聞・雑誌・テレビ等でも取り上げれられ、著書『ホスピタルクラウン』は、2008年にドラマ化され話題を呼ぶ。「笑いは職場環境を変える」と題した講演も好評。


プロの道化師として、各地でショーを行う傍ら、闘病中の子どもたちや老人ホームなどを訪れ、笑いで元気を届けるホスピタルクラウン。映画「パッチ・アダムス」のロシアの病院慰問ツアーに参加するなど、クラウン先進… (続きを読む)

あーよかったな あなたがいて
~心の銀行に いっぱい貯金を~

仲島正教 なかじままさのり
教育サポーター

小学校での21年間に及ぶ教師経験を基に、子育てや学校教育における「真の人権教育の大切さ」を語る教育者。教育現場で得た子どもたちとのさまざまな感動体験を交えながら、親や地域の大人が今こそ改めて認識すべき「人権意識」について、“優しい風(loving-wind)”にのせて世に贈り続ける。

人は、自分の「心の銀行」に温かい貯金があれば、つらいことや悲しいことに出会っても、その貯金を使って乗り越えていくことが出来ます。 でも自分の心の銀行に貯金がない人は、つらいことに出会ったとき「どうせ私… (続きを読む)

ティーンからのメッセージ
~知ってもらいたい。子どもたちのこと~

家田荘子 いえだしょうこ
作家
僧侶(高野山本山布教師・大僧都)
光の当たっていない世界や女性など、「常に弱者の視点から真実を描き伝える作品」に定評がある作家。一貫して現場・現実主義を貫き、作品で描く当事者には必ず会って真実を掴むという取材を続けている。講演では、自身で取材した真実に基づき、発言をし続けている。

私は、作家という仕事に就いてから今日まで、ずっとティーンたちの取材をし続けています。 また、女の子の少年院に一年間取材で入らせていただき、運動会や成人式などの行事にも参加させてもらいました。子どもやそのご… (続きを読む)

あなたが守るあなたの心、あなたのからだ
~ 身近にひそむドメスティックバイオレンス、女性と子どもへの影響 ~

森田ゆり もりたゆり
エンパワメント・センター主宰
元 立命館大学客員教授
米国と日本で、子ども・女性への虐待防止専門職の養成に30年携わる。その間7年間は、カリフォルニア大学主任研究員として、各種人権問題の研修プログラム開発と大学教職員への研修指導に当たる。参加型研修プログラム開発、そのトレーナー、ファシリテーター人材養成のパイオニア。

女性のまなざしが社会を変える
ちひろコンサート ~金子みすゞ・マザーテレサのメッセージ~

ちひろ ちひろ
歌手/作曲家
ラジオパーソナリティ
山口県出身。
童謡詩人金子みすゞの詩に曲をつけ歌う活動を中心に全国各地や海外でコンサート、講演を行っている。パーソナリティを担当したエフエム山口特別番組「こだまでしょうか~今、金子みすゞの心を聴きたい~」が第7回日本放送文化大賞ラジオ部門準グランプリを受賞し、全国放送となった。


金子みすゞの詩「こだまでしょうか」は、東日本大震災直後、ACジャパンのテレビCMによって一躍全国に広がりました。しかし、その心は一過性のものではなく、童謡の枠を超え、私たちが生きるための大切なメッセー… (続きを読む)

もう一度、「生まれてくれてありがとう」
~親も子どもも“病まない”子育て~

咲 セリ さきせり
作家
在宅WEBデザイナー
「生き辛ささは幸せを運ぶエネルギーになる」心の病による自殺未遂から回復。体験した「人からの愛」「自己肯定感を持つこと」「マイナスをプラスに変える力」など赤裸々に語る半生は多くの方の共感を呼びました。カウンセラー芸人と紡ぐ「生きやすくなる実話」「使えるテクニック」が好評です。

今、親から受けた心の傷を引きずり、生きづらさを抱える人が増えています。  子どもの頃、親がありのままを肯定してくれなかった。 感情的に否定され、親の価値観を押し付けられた。 無視され、ひとりで抱えてき… (続きを読む)

生きてなんぼ!我が道を行け!

石田志芳 いしだしほ
児童心理カウンセラー・作家・シンガー

被虐待児からプロの作家やシンガーソングライターまでのぼりつめた成功体験を持ち、叶えることの大切さを伝えるために全国で講演会やセミナー、トークライブなどを続けている。また、児童福祉活動も精力的に実践中。2014年7月 児童心理カウンセラーとしてフジテレビ「ノンストップ」に出演。

自分が生まれてきた意味を見つけ出し、自分の価値と存在意義を確認し、誰かと比べながら生きる必要などないのだということを伝え、言葉にする勇気を身に付けて自分を傷つけたり誤魔化しながら我慢をする生き方から脱… (続きを読む)

我慢するのはもう、イヤだ。
~DV・子どもへの虐待を乗り越えて~

藤木美奈子 ふじきみなこ
一般社団法人WANA関西 代表理事
関西大学臨床心理専門職大学院非常勤講師


あなたは知らず知らずのうちにパートナーから傷つけられていませんか? あるいはパートナーを傷つけてはいませんか? 暴力とは身体的なものだけではなく、心理的なものまでを含めます。互いの人権に気づいて、素敵… (続きを読む)

学校・教職員・PTA向け講師ガイドブック

システムブレーンは創業以来40年以上、講演会事業についてこれまでに培った豊富な情報とノウハウを、皆様に提供し続けて参りました。常に変化を続ける社会・市場の環境、主催者様・聴講者様の関心やご要望、課題にお応えするため、常に情報収集に努め、一冊のガイドブックにまとめました。今回も、12項目のジャンルに対応すべく、総合冊子として作成いたしました。弊社サイトで非公開の講演料の目安も掲載しています。無料進呈しておりますので、お気軽に問合せフォームよりご請求ください!

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