2023年度も終わり、いまだに人気の高いオンライン講演。2023年4月1日~2024年3月31日までの学校・PTA向けオンライン講演の実績をもとに、人気講師及びプランをランキング形式でご紹介します。
第1位 井桁容子 いげたようこ
乳幼児教育実践研究家、非営利団体コドモノミカタ代表理事
「まなざしが保育を高める」
~子ども・保護者・保育者の共育ちを目指して~
多くの保育者・親が子どものために一生懸命考え、活動していますが、経験年数が長くなればなるほど、子どものことを決めつけてしまいがちになります。だからこそ、今一度、初心に立ち返り、子どもたちの本当の姿を理解する姿勢が必要です。40年以上保育に携わった「保育のプロ」が、子ども主体の保育とは何か、また共感的で温かいまなざしと関わりをもつことの重要性を説きます。子どもとともに、親・保育士も育っていく「共育ち」を目指して、優しく語りかけます。
講師ジャンル
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教育・青少年育成 |
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主催者様からの声
大変学びになるお話をお聞きすることができました。参加した職員も、勉強になったと喜んでいました。
第2位 木村泰子 きむらやすこ
大阪市立大空小学校 初代校長
「みんなの学校」が教えてくれたこと
「すべての子どもの学習権を保障する」という理念のもと、教職員や地域の人たちの協力で設立された大阪市立大空小学校。学校には「自分がされていやなことは人にしない 言わない」というたった1つのルールがあり、それさえ守れば子供たちが好きなことを自由に実践できる場所です。他の小学校で、厄介者扱いされた子どもも、この学校の学びのなかで、自分の居場所を見つけ、いきいきと成長していきました。そんな学校で初代校長として過ごした日々を交えながら、子ども一人一人の存在が大切にされる学校、社会の実現のために、大人ができることについて考えていきます。
講師ジャンル
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教育・青少年育成 |
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主催者様からの声
木村先生の講演は、管理職の先生方の目線に立った本当に刺激的なお話でした。叱咤激励をうけ、大きなパワーをいただけたのではないかと思います。今、この時期にお話を聴けたことは、大きな財産となりました。ありがとうございました。
第3位 中室牧子 なかむろまきこ
教育経済学者 慶應義塾大学総合政策学部 教授
教育に科学的根拠を
教育問題は、しばしばそれを議論する人の「思い込み」「個人的な体験」など、主観的な意見で語られる事が多いです。偏った体験ではなく、一定数以上の「データ」に基づき経済学的な手法で分析してこそ、「成功する教育・子育て」が見えてきます。教育書としては異例の30万部セールスを記録した『「学力」の経済学』の著者が、国内外の様々な研究成果を紹介しながら、科学的根拠を伴った「教育」についてお話します。
講師ジャンル
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教育・青少年育成 |
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主催者様からの声
成果はこれからですが、幼児教育の投資効果・自制心やり抜く力・教員の質、すべてにおいて先生方の心に残りました。特に教員の質は私たちからはお伝えしにくい部分もあり、中室教授に客観的にお話いただいたことが刺激になったようでした。
第4位 若宮正子 わかみやまさこ
ITエバンジェリスト
実り多い豊かな人生 私は創造的でありたい
58歳からパソコンを独学で習得し、81歳の時にスマホアプリ「hinadan」(2017年)を公開した若宮正子さん。米アップル社ティム・クックCEOにも認められ、「WWDC 2017」に参加し、現在は、デジタル田園都市国家構想実現会議構成員としても活躍されています。そんな若宮さんが、人生100年時代を生きるために必要な人のつながりや実り多い豊かな人生を楽しむための方法を伝授します。
講師ジャンル
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男女共同参画、文化・教養 |
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主催者様からの声
こちらからご案内させていただいたテーマに基きピッタリのご講演をしていただけました。受講された方の声からも「背中を押された」「年齢のせいにしていてはいけないと感じた」等、前向きなご意見を頂戴できました。
第5位 石川千明 いしかわちあき
NPO法人 奈良地域の学び推進機構 理事 京都府警察 ネット安心アドバイザー
【教職員向け】スマホ時代の子どもの現状と対策
~実例から考える、学校での取り組み~
子ども達の生活に密接に関わっているスマホ・インターネット。子ども達はSNSでのいじめ、ネット依存、個人情報流出、インターネットでの犯罪など、さまざまな脅威に晒されています。大手ゲーム会社での開発業務やweb企画デザイン制作等を行い、現在は小中学校でICT支援、情報モラル講座を提供している講師が、ネットスマホのトラブル事例を中心に、学校での対策や児童・生徒との取り組みなどを具体的に紹介します。研修では受講者同士が話し合いをしながら、実践的に進めていきます。
講師ジャンル
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人権・平和、教育・青少年育成、防災・防犯 |
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主催者様からの声
講演内容が具体的で理解が深まったとともに、課題や対策を、参加者それぞれが自分事としてとらえることができました。スマホ時代の子どもたちへの関わり方を考えることを通して、人権意識を高めることができました。
第6位 堀内祐子 ほりうちゆうこ
自閉症スペクトラム支援士 特別支援士 傾聴心理士
子どもを理解する力
~4人の発達障害の子育てから学んだこと~
発達障害(アスペルガー症候群、ADHD、LD)を持つ4人の子どもを育てている堀内祐子さん。大きく性格の違う4人の子どもたちを育てながら、発達障害についての勉強を続け、現在は自閉症スペクトラム支援士、特別支援士として活躍しています。本講演では、これまでの経緯を振り返りながら、苦労と驚きの連続であった子育てで培ったさまざまな「工夫」と「スキル」をお伝えします。子育てに迷い、悩み、苦労されているお母さんやお父さんから多くの反響をいただいています。
講師ジャンル
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人権・平和 |
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主催者様からの声
今年は発達障がいを持つお子様の保護者やその支援者を中心に受講者を想定しており、講師の実体験からくる講演に、「あ~!なるほど。」「このように対応すればいいのか」など、講師のパワフルで説得力のある話に勇気づけられたといった声が多くあがりました。
第7位 倉石哲也 くらいしてつや
武庫川女子大学 心理・社会福祉学部社会福祉学科 教授 学科長 武庫川女子大学 学生相談センター長
保育施設における虐待・不適切保育を防止するために
~子どもの権利を尊重する保育~
多発する保育施設での保育者による虐待行為。保育者は「自分たちの行為が虐待や不適切保育に該当するのではないか」「自分がいつ不適切保育(虐待)をしてもおかしくない」といった不安を抱えています。虐待や不適切保育を防止するためには、それらが起きる背景を知ることが大切です。心理・社会福祉学部教授が、不適切保育が生じる背景を具体的な事例をもとに解説。保育士自身や園全体で保育を振り返る機会を提供し、不適切保育を防止する取り組みについても考えていきます。
講師ジャンル
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教育・青少年育成 |
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主催者様からの声
具体的事例が豊富で、自園での取り組みに大変参考となる内容でした。また園全体で、今回の講演内容を共有し、防止策を検討していきたい思っています。
第8位 妹尾昌俊 せのおまさとし
教育研究家
一般社団法人ライフ&ワーク代表理事
「忙しいのは当たり前、児童生徒のためなら仕方がない」を見つめなおす
~働き方を見つめなおす理由と方法~
以前より過剰労働の問題点が指摘されてきた教職員の労働環境。中央教育審議会を中心に議論され、全国の学校で施策が始まっています。しかし、まだまだ地域で格差があり、なかなか進まないのが現状です。野村総合研究所にて学校や行政のマネジメント改革、戦略づくり等に10年以上従事してきた講師が、全国的な学校での好事例や民間の参考事例なども紹介しながら、学校における働き方改革、業務改善とは何か、どのような考え方と留意点を踏まえればよいか等を解説します。
講師ジャンル
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教育・青少年育成 |
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主催者様からの声
教育現場のニーズにあった講演だった。話も聞きやすく、中教審の特別部会に参加されていることもあり、最新の情報もいただけた。
第9位 米澤好史 よねざわよしふみ
和歌山大学教育学部 心理学教室 教授
学校心理士スーパーバイザー・ガイダンスカウンセラー
臨床発達心理士スーパーバイザー・上級教育カウンセラー
愛着障害と発達障害の理解と
愛着の問題を抱えるこどもへの支援
臨床発達心理士である米澤好史さんが、こどもの愛着障害、発達障害、学習障害などの問題に取り組む実践から得た支援方法をお伝えします。愛着障害、愛着の問題を持つこどもの見極めのポイントや、発達障害と愛着障がいの違いとそれらの支援方法、愛着修復プログラムによる支援、特に自閉傾向と愛着障害を併せ持つ子供のパニック的攻撃行動への支援も含めた感情コントロール支援など、自ら実践研究を行った豊富な事例で解説します。
講師ジャンル
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教育・青少年育成、防災・防犯 |
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主催者様からの声
「愛着障害の研究」を、理論だけでなく現場の先生たちに寄り添い一緒になって実践し、現場の問題解決に尽力されているのだろうと感じました。また、穏やかな笑顔の奥に秘めた熱意と信念も、お話を聞かせていただく中で感じました。
第10位 石田勝紀 いしだかつのり
一般社団法人 教育デザインラボ 代表理事
公立大学法人 都留文科大学 国際教育学科 元特任教授
AI時代を生きる子どもたちの
『能力』を引き出す3つの方法
文章生成AI「ChatGPT」が世界中に波紋を広げ、2045年には半分近くの仕事がなくなると言われています。大きく胎動する世界に対応するために、子ども達には何を伝えるべきなのか? 大切なのは、AI時代を生き抜く「子どもたちの能力の引き出し方」を知ることです。この能力を引き出せば、新しい教育のみならず、20世紀型偏差値も副産物として勝手に上がり出します。教育のプロが、子どもたちの中に潜在するこの能力を引き出すために、ご家庭できる実践的な方法を伝授します。
講師ジャンル
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コミュニケーション、意識改革、経営戦略・事業計画、教育・青少年育成 |
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主催者様からの声
大変分かりやすい語り口で、分かりやすいキーワードを使い、自らの塾講師時代の体験談を取り入れながら、親身に語り掛けてくださり、素晴らしい講師だと思いました。
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