12月4日から12月10日にかけての冬の人権週間、弊社では全国各地50件を超える会合でさまざまな講師の方をご紹介させていただきました。早くも来年度も向けての人権啓発・人権教育講演会のご相談も頂いています。今回は弊社でとても好評頂いている、立木早絵さんのご講演会(トーク&ライブ)をご紹介いたします。
立木早絵 たてきさえ
シンガー・ソングライター
日本テレビ24時間テレビで、津軽海峡縦断リレー、トライアスロン、キリマンジャロ登頂など、全盲の少女が前例のないさまざまなチャレンジが大きな話題となる。またその力強い活動と対照的に、講演会でもピアノの弾き語りを行い、そのこころにしみる演奏と歌がおおくに人に勇気を与えています。
さらなる一歩を踏み出そう!(講演&ピアノ弾き語り)
埼玉県での人権啓発講演会の一部をご紹介させていただきます。
和歌山で生まれ、沢山の自然に囲まれて育った立木さん。ご両親は、立木さんがやりたいと思うことに何にでも挑戦させてくれたそうです。そんな挑戦から、後の津軽海峡横断やトライアスロン、キリマンジャロ登頂ののチャレンジに繋がったとお話されました。障がいを特別なものと感じることが無かったのです。そのように育ててくれた両親、自然に感謝しています。
「障がいに対してあなたは壁を感じますか?という意識調査の報告があります。
「各国での意識に比べて、日本人心のバリアフリーはまだまだです。日本では施設、設備などハード面ではバリアフリーがある程度進んでいます。お金でハード面はバリアフリーを進めることができます。でも心の壁を無くすには<一歩ふみだす勇気>が必要です。私がお話し、歌うことで、その壁を少しでも薄くして、一人でも多くの人に、メッセージを伝えられたらいいなと思います。」
弾き語りでは、立木さんのオリジナルソングの他、「海の声/浦島太郎(桐谷健太)」「にじいろ/絢香」等、よく耳にする曲の演奏もありました。「♪海の声が聴きたくて」と言う歌詞、「♪風の声に耳澄ませ」という歌詞は、立木さんが歌うと、より深いメッセージが伝わってきました。豊かな感性で理解し、表現された楽曲に、やさしくかつ力強い立木さんのメッセージには思わず目頭があつくなりました。じっとしてはいられない、一歩ふみだしたくなる、そんな思いが湧いてきました。
素晴らしいライブも披露頂ける立木早絵さんの講演&ピアノ弾き語り、ぜひ沢山の方の下にお届けできれば幸いです。
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