ベストセラー『会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ』でお馴染みの齊藤正明さんにミニウェビナーを披露していただきました。
【一部】
リアルの場合は、当時漁船に乗った格好で扉の後ろから走ってきて、客席の途中でこける・・・etc.
エンターテイメント性に富んだ工夫を凝らしておられ、
「果たして、その部分をオンライン講演ではどう表現するんだろう?」と思っていましたが、
良い意味で裏切られ、想像を超えるクオリティでした。
「顔芸」「と「落語風の掛け合い」の進め方。
「顔芸」に関しては、画像を見て頂ければお分かりかと思いますが、
決してフザけて話されているワケではなく、設定上「ヤクザ」のような船長をよりリアリティを出すために、
大げさに演技されています。
まさしくリアルで体現されているエンターテイメントの部分を、
オンラインなので、バストアップという制限された中で、「顔芸」にスポットを当てられるという、
発想の転換でした。
講義内容については、「人は仕事は嫌いだが、同じぐらいに難しいTVゲームなら夢中になる」ので、
難易度を上手く調整することで、仕事もある意味ゲームのごとく楽しくイキイキと自発的に仕事をするようになりますよ、という話でした。
ちなみに、延縄(はえなわ)漁 という漁法があり、何kmの糸を垂らすかと言うと、
例えば大阪からだと名古屋まで、東京からだと静岡あたりまで、約150kmという想像もつかない長さだそうです。
・・・講義(レクチャー)部分は約20分ほどありましたが、
先出のように、「顔芸」「落語風掛け合い」のおかげで、興味深く楽しく聞くことが出来ました。
ちょっとしたクイズもありました。
【二部】
第二部はうってかわって、「ブレイクアウト機能」をつかったアクティビティ(ワークショップ)。
研修などでもよく使われる「コミュニケーションゲーム」でした。
ここでも普通に入るのではなく、「船を舞台にした寸劇」から入るという工夫の凝らし方。
USJなどであるアトラクションの前振りのような感じで、
「これから何が起こるの?」とワクワク感を感じながら、アクティビティに入ることが出来ました。
Aさんだけがあらかじめ見た「図面情報」を、B~Eさんにその図面を見せず、
ジェスチャーなしに、「言葉・説明」だけで、いかに伝えるか?という内容。
ここでは、ブレイクアウト機能を難しく使用するのではなく、
「Aさん以外は目を伏せてください」と促されていました。
老若男女に対応できますし、例えば若手参加が多い場合なら、
今日のようにアクティビティ(ワーク)を入れながら進めますし、
経営者が多い場合は、クイズを出すなどの程度にする・・・etc.
対象者・事業性によってもカスタマイズして頂けるとのことでした。
(オンライン版)コロナ時代だからこそ活かせる!
マグロ船で学んだ! 楽しく働き 成果を上げる仕事術
ベストセラー『会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ』の著者が伝える“劇的にチームをイキイキさせるコミュニケーション術”。日本一のマグロ船で学んだ人材育成の伝道者として、マグロ船流のチームワークの育て方・組織活性術・ストレスマネジメントなど、凝縮された人材活性術の講演が好評。
今、コロナの影響で、多くの人が大きなストレスを抱えて働いています。
しかし、その遥か前から、“マグロ船”では、もっと不便で過酷な環境で漁師は働いています。この研修では、かつて、「日本一!」と呼ばれたマグロ船で学んだ仕事術… (続きを読む)
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