毎年2件以上のご講演の相談をいただいているお客様より、
今回コロナウィルス感染拡大の影響にてリアル講演は中止になったものの、
当社からウェビナーをご紹介し興味を持っていただき、オンライン講演の開催に至りました。
今回はご主催・講師ともにウェビナーとしては初(講師側同時中継の経験はあり)ということで、当日の運営をSBが担当しました。

(オンライン版)【若手・中堅組合員向け】レジリエンスを高める仕事術 ~折れない心の育て方~

鎌田 敏 かまたびん
こころ元気配達人
こころ元気研究所 所長
豊かな人間関係や生きていることの素晴らしさ、心の豊かさ、生き甲斐を、明るい人生の態度と心の健康の大切さを通じて広く訴えかけている。出逢いに感謝し、元気配達を使命とし、笑顔と元気を分かち合うべく、分かりやすく・楽しく・ためになる講演を行っている。


●使用ツール:Zoom(SB/講師/執行部(ご主催様):共同ホストにて開催)
●30~40代の組合員の方々 50~100名
●PC、スマホでの参加(カメラオンを推奨)

・開始30分前に開場。早い方は開始後すぐに入室されました。
鎌田さんや執行部の皆様が協力的に話してくださいましたが、待ちの時間をどのようにするのか、事前の簡単な打ち合わせで合意しておくほうがベターだと感じました。

・参加者自身の名前変更の方法は簡単にガイダンスしておくほうが良いかもしれません(自身のビューを右上…クリック)。

・参加者様の感度は概ね高く、参加自体は前向きにされているようでした。
ただ、名前の変更などZoom慣れしている人とそうでない人の差がはっきりと出るため、講師にはより対応力が求められることを感じました。

【講演内容】「(オンライン版)【若手・中堅組合員向け】レジリエンスを高める仕事術 ~折れない心の育て方~」
1.アイスブレイクトーク
鎌田さん自己紹介と今回のZoomでのお願い事項
①リアクションはオーバーに、うなづいているときは大げさなぐらい大きな動きで行ってください。(首の運動のように)
②講演の中で反応をするときには『OKサイン』『×サイン』をしっかり見せてください。
良い意見が出たときには『拍手』をお願いします。
③最後に、このような時勢でまたお仕事終了後の会でお疲れの方もいるかと思いますが、
「笑顔」で講演を受けていただきたいな、と思います。

2.レジリエンスとは?~≪ブレークアウトルーム使用≫
折れない心を育むために「レジリエンス」(ストレスに対する回復力)について
■ウォーミングアップ ・コミュニケーション
■タイムマネジメントでストレスマネジメント

3.ストレスの段階に応じた対処方法
・「欠点探し」と「いいところ探し」
・身体、行動から心をコントロール
・デスクで 簡単にできるリラクセーション「筋弛緩法」 (身体ほぐし、心ほぐし)

4.人間関係とコミュニケーション≪ワークショップ≫
・話す=放す、離す (本当の想いを吐き出す ことでカタルシス)
・理解してくれる、共感してくれる、話を聴いてくれる人の存在/心のサポーター
・ほめ言葉、感謝言葉、ねぎらい言葉

5.心理的安全性
・「所属」だけでなく、そこに「心の居場所」があることが心にとって一番大切
・心理的に安全とは・・・ 承認されること (否定なし 、自己主張できる・萎縮してないこと)
・心にとって良い空気づくり 心は空気感染する/ 空気はつくるもの


今回鎌田さんには、非常に協力的に準備いただき、不明な点は洗い出しながらお客様に併せた準備をしていただきました。
現状ではまだ緊張の色も少しありますが、温かいお人柄で皆さんの心を掴んでいました。

ただ、リハーサルも含めて打合せも入念にしましたが、2のブレークアウトセッションから戻る際に誤ってミーティングが終了してしまうというトラブルが発生してしまいました。
しかし、Zoomの機能上、アドレスに再度アクセスすれば参加できることからスムーズに復帰、講演を再開することができました。

このことを受け、講師の習熟度やお客様側の知識にも左右されますが、
簡単なリハーサルは必ず進行の中に加えたほうが良いという印象を受けました。
講演全体としては終了後に聴講者の皆様から拍手もいただき、非常に喜んでいただけのではないかと感じます。


執行部様からも、
「ウェビナーの可能性について手ごたえを感じており、この形式であれば他の支部と協力して進めるなど予算をアップした会合などもトライしたい」というご感想もいただける等、ウェビナーが新たな価値を創出していることも実感しました。