伊藤博文
いとうひろふみ
伊藤半次「戦地からの絵手紙」 ピースアイランド合同会社 代表
伊藤半次「戦地からの絵手紙」 ピースアイランド合同会社 代表
祖父の伊藤半次が太平洋戦争中に家族へ送り続けた愛情あふれる絵手紙を『戦地から愛のメッセージ』として出版。講演や企画展などを通じて平和の尊さを伝える活動を行っている。新聞、テレビなど多くのメディアでも特集を組まれるなど出演経験も多数。
属性 | 教育・子育て関係者 |
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属性 | 教育・子育て関係者 |
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講師ジャンル
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社会啓発 | 人権・平和 |
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伊藤博文のプロフィール
■経歴
1969年生まれ。福岡県福岡市出身。
祖父の伊藤半次が戦地から送り続けた色鮮やかな絵手紙を一般に公開したり、平和学習や講演を通じて、家族の大切さ、戦争の空しさ、平和の尊さ等を伝える活動を行っている。
福岡市中洲中島町で老舗の提灯店を営んでいた伊藤半次は、1940(昭和15)年に27歳で招集され、旧満州に出征、戦地に赴きます。兵士として戦地に行った後も、離ればなれになった家族に対して愛情あふれる絵や手紙を400通も送り続けました。
家族のことを思い浮かべながら想像して描かれた絵、軍隊生活での出来事や近況など、こまめに色んな事を伝えています。描かれた人物はほとんどが笑っており、家族一人一人を思いやり安心させようとしていたのが伝わってきます。
愛する家族と暮らす平穏な日々を夢見ていた半次でしたが1945(昭和20)年の10月に沖縄へ転戦し、現在の沖縄県糸満市で32歳の若さで戦死しました。伊藤半次の手紙は、今を生きる私たちに平和のメッセージとして色々なことを語りかけてくれています。
戦争体験者が減っている中、祖父の足跡をたどるため何度も沖縄を訪れ「元白梅学徒隊の方」「沖縄県平和祈念資料館の語り部」などとも親交がある。
■過去の企画展
博多町家ふるさと館「家族へ 戦地の父より愛をこめて」 平成25年8月1日〜10月1日
大刀洗平和記念館「戦地から愛のメッセージ」伊藤半次絵手紙展 平成26年8月2日〜10月28日
FBS福岡放送「未来へのメッセージ」伊藤半次戦地からの絵手紙展 平成27年6月8日〜6月28日
沖縄県平和祈念資料館「戦時中の手紙・手記からみる家族の絆展」 平成27年8月1日〜8月31日
福岡市博物館 平成28年6月14日〜8月21日
伊藤半次の絵手紙と沖縄戦 那覇市歴史博物館 平成29年4月28日~6月27日
伊藤半次の絵手紙~満州そして沖縄~嘉麻市碓井平和祈念館 令和2年8月1日~8月30日
■主な講演
大刀洗平和記念館(福岡県筑前町) 記念講演
福岡市立百道浜小学校(福岡県福岡市) 特別授業
九州文化学園高校(長崎県佐世保市) 特別授業
ライオンズクラブ(337-A地区)レオクラブ 記念講演
長崎県立波佐見高校(長崎県波佐見町) 特別授業
福岡市百道浜公民館、高取公民館 人権学習
■著書
『戦地から愛のメッセージ』
『400通の絵手紙にこめられた家族の絆、平和の尊さ』文芸社
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