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山口孝夫
やまぐちたかお

あめ細工職人

あめ細工職人

日本における「あめ細工」の総帥であり、第一人者といわれている木村武雄師の唯一の直弟子。和ばさみ一丁で干支をはじめ、様々な形をつくり食紅を使い彩色して扇風機で冷やし、ビニールの袋で包む。海外出張実演、国内での外国人パーティー、イベントなどに出演多数。

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山口孝夫のプロフィール

■経歴・活動歴
本 名:山口孝夫
出 身:東京都葛飾区
生 年:昭和24年9月1日
明治生まれの先代につき子どもの頃から永年修行をつみ日本における「あめ細工」の総帥であり、第一人者といわれている木村武雄師の唯一の直弟子です。水飴を練って、空気を混ぜてさらし、電熱器で温めながら、よしの棒にさし、和ばさみ一丁で十二種の干支をはじめ、その他の形をつくり食紅を使い彩色して扇風機で冷やし、ビニールの袋で包みお客さまに差しあげます。海外出張実演、国内での外国人パーティー、イベントなどに出演。飴細工の他、新粉細工(しんこざいく)も可能。
<飴細工の由来>
飴売り屋が屋台で飴を売り始めたのは宝永年間(1704〜 )あたりからと言われています。あめ細工は江戸初期・晒飴(さらしあめ)を商売人が余技として、江戸の下町を中心として広めたそうです。明治の維新以降、下町の風物詩として親しまれてきましたが、今は子どもが相手ではなく、昔を懐かしむ大人によって、わずかに支えられている状態で、時代とともに後継者もなくなり、今はほとんどその姿を見なくなりました。
<新粉細工(しんこざいく)>
米の粉を蒸してお餅状にしたものに細工を加える職人技。江戸時代後期に全国的に販売され流行。身近な動物や魚、子どもたちに人気のキャラクターなど見事な手わざで作ります。

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