鈴木貴男
すずきたかお
プロテニスプレーヤー
プロテニスプレーヤー
日本男子テニス界の歴史の中でトップクラスの実績を誇るテニスプレーヤー。2005年の全豪オープン、06年のAIGオープンの試合では、多くの人に興奮と感動を与えた。一方、テニス教室や実技指導付きのトークショーなども行い、「諦めずに努力を続けることが大切」とメッセージを送る。
属性 | スポーツ関係者・指導者 |
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属性 | スポーツ関係者・指導者 |
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鈴木貴男のプロフィール
■経歴
1976年生まれ。札幌市出身、雪国のインドア育ち、小学生時代からめきめき頭角を現す。
1995年の全日本室内選手権を18歳で優勝し、卒業と同時にプロ転向、デビスカップ代表にも選出。
1996年・97年と全日本テニス選手権のシングルス連覇。98年にはチャレンジャー大会で3勝。
1999年の全豪ではアレックス・コレチャ(世界3位)とフルセットの激戦を演じた。
2000年にはケガで長期休養の復帰後、チャレンジャー大会に4週連続優勝。
2001年のジャパンオープン(当時)ではマイケル・チャン(アメリカ・元世界1位)を破り、ベスト8進出。同大会では2002・03年もベスト16に進出した。
2003年のウィンブルドンでは、日本男子選手として4大大会本戦での勝ち星を挙げる。
2004年のデビスカップ対インド戦では74年ぶりの勝利に貢献。
2005年の全豪オープン1回戦で勝利。2回戦では王者ロジャー・フェデラーと大会ベストマッチに選ばれる好試合を展開し惜敗。さらにダブルスでも初戦を突破し、1968年のオープン化以降、日本男子として初めての2勝目をあげた。そしてAIGオープンでは岩渕聡とダブルスを組み、日本人選手が組んだペアとして史上初のツアー優勝を飾った。
2006年はケガのため長期休養し世界ランキングを1078位まで下げていたが、10月のAIGオープンでシングルスに出場し、緒戦から世界ランク83位、40位、126位、の3選手を次々に破りベスト8に進出。
ロジャー・フェデラー(世界1位)とファイナル・タイブレークにもつれ込む大接戦で惜敗したが、フェデラーをして「世界最高のサーブ&ボレーヤー」と語らしめた。
2007年はチャレンジャーの2大会優勝、デビスカップではワールドグループ入替戦まで進出する原動力となった。秋には全日本選手権3度目の優勝。
2008年は京都とグランビーでの二つのチャレンジャー大会に優勝。AIGオープンでは5度目のベスト16進出、世界ランキング5位のフェレーロと互角の戦いで惜敗。
2010年デビスカップの通算勝利数は、シングルス・ダブルスともに日本人歴代1位。
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