子どもたちに語り継ぎたい戦争の悲惨さ

高橋うらら
たかはしうらら

教育・青少年育成

高橋うらら
たかはしうらら

児童文学作家
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想定する対象者

小・中学生

提供する価値・伝えたい事

今の子どもたちは戦争を知りません。私は、児童文学作家として、戦争体験を取材し、若い読者にわかりやすい言葉で伝えています。
日本の未来を築くのは、子どもたちです。子どもたちが、かつての戦争で何があったかを正しく知ることが、これからの平和で平等な世の中を築く基本になると思っています。

内 容

1.自己紹介: 私が書いている児童書は、ノンフィクションといって、本当に起こったことをわかりやすい言葉で子どもたちに伝える本。一環したテーマは「命の大切さ」。

2.朗読・短編「五百人のお母さん」(東京大空襲がテーマ) 

3.取材・執筆している本の紹介
「五百人のお母さん」は、東京大空襲で子どもや家族を失い、その後、施設の保母として五百人の戦災孤児を育てあげた女性が主人公。自分が住んでいるのは東京下町なのに、取材するまで大空襲のむごさを、よく知らなかった。
他にも、太平洋戦争を題材にしたものには、いくつか作品ある。
現代の戦争としては、カンボジアの地雷原を、防護服を着て取材した。内戦の後遺症で、カンボジアの農村部では、今だに電気も水道がなく、小学校や中学校も不足している。衛生状態も最悪で、伝染病やエイズがはやっている。
戦争は、最大の人権侵害。戦争被害によって、同じアジアでも、これほど格差が存在してしまうということ。カンボジア現地の写真をプロジェクターで映写しながら説明する。

4.まとめ
人間の価値観が決まるのが、子ども時代。大人になって頭が固くなってからでは遅い。これからも「戦争というあやまちを二度と繰り返してはいけない」という大事なメッセージを、しっかりと読者の子どもたちの心に刻んでいきたい.

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