提供する価値・伝えたい事
現代社会の心の病理は、あらゆる年代層において膿を生じ続けている。荒んでいる子どもだけではない。子どもが荒らんでいる背後には、間違いなく大人社会の荒みがある。この荒みを「社会のあり方の問題」としてみているだけでは、解決の道は見出せないだろう。大半の大人たちが、個々に「自分の中に潜む荒み」を意識しないところにこそ、病理の原点があるのではないかと指摘したい。
内 容
●テレビやコンピュータゲームが、乳幼児時代からの子どもの発達に深刻で取り返しのつかない悪影響を与えかねないという事実。
●子どもたちがテレビやゲームを遊び相手として過ごさざるを得ない現実。それは「現代社会の心の病理」が表面化した典型的な断面とみることができる。
●生身で、体と心をつくしての触れ合いを実感しながらコミュニケートすることをなおざりにしていける社会、それは経済原理偏重がもたらす慢性的な忙しさ・ゆとりのなさ・過剰なストレスの結果でもあり、個人主義が方向違いの暴走を重ねてしまった結果。
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