想定する対象者
PTA保護者・小学生、中学生、高校生、大学生・教職員研修・地域青少年健全育成団体・企業幹部研修
・人権研修・子育て研修・消費生活関係者研修
提供する価値・伝えたい事
■ネット被害は日々進化し、巧妙になっています。
被害者は相談することも出来ない状況に追い込まれ、被害内容が表面化しずらい現状です。
仕組みを知ることで、被害を防げるのです。
■学校や教育委員会のネット環境はセキュリティで守られた安全な環境の中にあります。
その影響で、子ども達のweb利用の実態を把握できず、子ども達が被害に巻き込まれる現状を知らない状況にいます。 また、携帯サイト特有の仕組みは、日頃利用しない大人には理解できない罠が潜んでいます。
■携帯という個体識別番号で繋がる個人を特定するアクセスは、犯罪者に都合良くデータ収集を行わせています。
この仕組みを知ることが、携帯電話の問題を理解し、抑止力にすることが出来るのです。
また、子ども達も仕組みを知ると意識が変わり、安全な利用を心がけるのです。
内 容
1.インターネットにひそむ危険
・子ども達の育ってきた生活環境について
・子どもが被害に巻き込まれやすいサイトの落とし穴について
・なぜ、携帯だけが危ないのか(個体識別番号の存在)
2.無料サイトのしくみ
子ども達が一番興味を持つサイトは、ほとんど無料サイトと呼ばれるモノにあります。 この無料サイトの運営費用はどこから出ているのでしょうか? 無料で運営していくメリットはどこにあるのでしょうか? そこを考えていくと、携帯被害の仕組みは見えてきます。
3.「なりすまし」による、いじめへの誘い込み
掲示板(誹謗中傷)やHP等で公に出来ない書き込みのあるサイトが裏サイトと呼ばれています。 いじめに繋がるような、最初の「ひと言目」の書き込みは、アクセスアップを狙う運営管理者や悪意を持った部外者(大人/業者)のワナである事があります。
4.出会い系サイトやゲームコミュニティでの被害の現状と、その影響
・携帯電話等で子ども達が巻き込まれてしまうパターンと、被害から加害者(出会い系サイト規制法)になり、抜け出せなくなっている現状
・虐待などが引き金となり、出会い系で働くようになる現状と精神的影響
・少年期に受けた被害の影響が、成人してから現れる現状
5.携帯電話被害に陥る子ども達の特徴と「生きる力」のはぐくみ方
・幼児期の誤った育て方(無関心、過干渉等)が携帯被害者を急増させている現状
・地域の関わり方も重要。 抑止力になる大人の存在。
6.対処の方法とフィルタリング
携帯は持たせない方がいいの?→ 持たない子どもは無菌状態と同じ。
7.質疑応答
業務外の講師への取次は対応しておりません。