想定する対象者
教師、PTA、小学校高学年、中高校生
提供する価値・伝えたい事
ヒロシマ・ナガサキの被爆から65年が経過した現在では、原子爆弾の威力やヒロシマ・ナガサキの被爆実態を
子供たちにいかに教えるかが大きな課題となっています。
特に、体験者が皆無になりつつある現状では、その課題の解決は急務なものとなっています。
しかし、教える側も教えられる側も戦争や原子爆弾を体験していない新世代にとっては、従来のような語り部的な
ものではなく、新しい教育手段と手法が必要であることは言うまでもありません。
加えて、原子爆弾とは正反対の位置づけにある原子力発電(核の平和利用)も、新世代の核教育では避けることができない大きな課題のひとつでありましょう。
(「ヒロシマの九日間」とは))
18歳の陸軍上等兵が爆心から3キロ付近で被爆。翌日早朝、命を受け人類として初めて爆心地に踏み入り、原爆ドームの周辺で死体の捜索と焼却に従事した壮絶な九日間の実話です。 この実話小説は、池田眞徳の著書として2006年に文芸社より出版されました。
【ネライと効果】
原子爆弾を知らない子供たちに、戦争や原子爆弾の残酷さをどのようにして教えるのかを実際例に基づきお話しします。その骨子は以下にあります。
1.非体験者がヒロシマの惨状をいかに話すか
2.画像や映像ではなく、頭脳で考えさせる手法とは
3.新世代に沿ったヒロシマと核
内 容
【講演の前半】
「ヒロシマの九日間」という事実に沿って物語風に講演を展開し、画像や映像を見せるのではなく、ただ聴くことだけによって、子供たちに自分がさもその場にいるかのような錯覚を与え、無残な状況を頭で体験させます。 45分(学校の1時限を使用)
【講演の後半】
新世代では、単に原子爆弾の怖さを教えるだけではなく、原子爆弾の構造や威力と、その原理である核分裂の仕組み、そして原子爆弾とは両極端に存在する原子力発電についても教えます。 45分(学校の1時限を使用)
根拠・関連する活動歴
池田眞徳は、2006年に実父の被爆体験記をもとにした実話小説「ヒロシマの九日間」を文芸社から出版し、新聞社をはじめとする多くのメディアで評価されました。
業務外の講師への取次は対応しておりません。