想定する対象者
組織における多数の異なる意見・要望を組合活動に正しく反映したいと
悩む委員の皆様に、分析力強化の一助としていただきたい。
提供する価値・伝えたい事
「講義」と「実習」を組み合わせた実践的な参加型の研修です。
分析結果の解釈、課題抽出、課題の要因分析において、やり方をご説明した後、ディスカッションを交え、受講者の方々に体験していただきます。
また、分析方法を体得していただくことにより、今まで分析しにくかったと思われる定性情報の取り扱いも実現できます。
内 容
1、情報を収集する際の留意点
定性情報の定量化による分析が可能ですから積極的に定性情報を入手します。
2、情報収集のテーマ設定及び分析手法の選定
何のための情報収集か、テーマ設定の動機や根拠を明確にします。
収集した情報をどのように分析し解を得ると課題を抽出できるか検討します。
3、情報収集のための調査設計
表層的意見(こんなシステムが有ったらいい、こんな活動をして欲しい)ではなく深層的意識(どのような目的の為になど)を抽出できる調査設問票を作成します。
4、収集した情報の分類化・カテゴリー化
ここでは、定性情報(ヒアリングした情報や自由記述のテキスト情報)の分類化・カテゴリー化を行い、定性情報を活用した課題抽出のための分析手法について学びます。
5、データ分析(課題の見える化)
前項でカテゴリー化したデータを使って、数量化理論Ⅲ類分析を行い、課題を見える化する分析を行います。
6、分析結果の解釈の仕方
数量化理論Ⅲ類分析結果の図(課題マップ)の解釈と活用方法についてご説明します。その後、受講者の方々に、各自の解釈を発表いただき、分析結果から読み取れる課題についてディスカッションしたいと思います。
7、分析結果からの課題抽出
前項のディスカッションで出た意見から課題を集約・抽出します。
8、抽出した課題の要因分析(起因する問題)
課題の要因分析及び課題の優先順位付けを行う方法を学びます。
9、提言策定
説得力を向上させる提言書の構成及び手法について学びます。
10、プレゼンテーションの留意点17
数々のプレゼン成功経験から、実践しやすい3つのポイントを解説します。
業務外の講師への取次は対応しておりません。