想定する対象者
広く一般の方々
提供する価値・伝えたい事
ここまで食品業界の改ざん・偽装事件が続くと、加工食品の全てを疑いたくもなってくる。
そればかりか、農産物や食肉など、原材料までも偽装表示されていたというのだから言葉が無い。
我が家の食卓は自分で守るしかない。
正しい知識を持って、優良な食品・原材料を選択するのは、もはや消費者の義務である。
講演では、最近の事例を取り上げ、様々な角度から「食の安全」を説く。
また、食品製造業者・農作物生産者の方々のお集まりでは、安全性表示についての具体的な表示法を解説。
最近の事故事例を交えながら、生産業者としての正しいあり方を伝える。
内 容
■最近の事件から食の安全を考える
(1)中国産食品の問題点
・国産と比べると違反も多く、不可解な実態
(2)消費、賞味期限改ざん――赤福、不二家、白い恋人事件
・コンプライアンス(法令遵守)と企業のモラル
(3)どうして偽装事件が繰り返されるのか
・地鶏、牛肉コロッケ、米、ウナギの蒲焼、アサリ、シジミ
・罰金すら課すことのできないJAS法の不備
■本当に安全なのか国産農産物
(1)ポジティブリスト制で何が変わったか?
(2)農薬や化学肥料の実態と取り除く方法
・有機と特別栽培と慣行栽培の違い
(3)忘れてはいけないポストハーベスト・・輸入かんきつ類
■正体がわかりづらい水産物
(1)産地表示が非常にわかりづらい水産物
・三崎産マグロはどこで獲れたのか?
(2)生鮮品じゃないトロブツ、イカソーメンがある
・マグロに植物油脂、イカに調味料、モンゴウイカに還元水飴
■言葉の意味がわかりづらい畜産物
(1)国産牛と和牛の違いは?
・オーストラリア生まれの国産牛!
・和牛に新基準!
■名は体を表さない加工食品
(1)ブランド食品の産地はどこ?
・赤穂の塩や伯方の塩の原材料の原産地は?
(2)本当にゼロ?
・シュガーレスとシュガーオフの違い
(3)キャッチコピーに惑わされないように!
・自己責任!コエンザイムQ10
・意味のない!酸素水、コラーゲンウォーター、ヒアルロン酸
根拠・関連する活動歴
生鮮食品の実態や自給率問題、健康食品などの加工食品、食品表示偽装、JAS法の品質表示、食品衛生法の添加物や栄養表示、景品表示法の不当表示といった食品関連だけでなく、POSシステム、物流システム、バーコードシステムにも精通している。
業務外の講師への取次は対応しておりません。