提供する価値・伝えたい事
北原照久といえば、コレクターを生業として成功を収めた第一人者的存在です。
好きなことを一心に貫いて、そのコレクションの総数は膨大。
『King Of Collector』として、世界的にその名を知られています。
誰もが憧れる『自分の好きなことをビジネスとして成り立たせる』ことを実現させた起業家でもあり、独自の発想を持って、自身のコレクションであるアンティーク・トイを人々に公開することにより、ミュージアム・ビジネスを成立させました。当時、殆どの人が見向きもしなかった古いおもちゃや、広告物などから魅力を見いだし、ありったけの情熱と愛情を注ぎつづけるその生き方。一つ一つ夢を構築してきた筋道に貴重な体験があり、楽しみながら仕事をしてきました。
また、各地で行なわれる講演会などでは、自身の経験から語るユニーク且つポジティブな話が好評を得ており、聴衆者はもちろん、主催者の方々にも「大変、感銘を受けました。」「北原氏の話を伺うと元気が出ます。」と好評をいただ
いております。これまでの人生の軌跡をたどりながら、夢への実現に至った、根底に流れる絶対的プラス発想の姿勢、具体的なやり方、考え方、北原流成功の秘訣、人生が楽しくなる秘訣、ツキの法則など惜しみなく披露致します。
また、これまで北原がかかわってきたかけがえのない人、モノ、事との出会いの話等、楽しいエピソードを盛り込みながら、「人が大好き、人が喜んでいる顔を見るのがなによりも自分の喜び」という北原が持ち前のサービス精神を十分に発揮して、楽しく、熱く、そして内容の濃い講演をお送りします。
内 容
北原照久著書『夢の実現 ツキの10ヵ条』より
小中学校をオール1で通した僕が、なんとかラグビーで有名な私立本郷高校にすべり込むことができた。入学して席を置くことになったクラスの担任が、沢辺利夫先生で、ラグビー部の顧問をなさっていた。早々にペーパーテストがあり、三択問題に一つ丸を付けるという単純なものだったが、なんと60点をとった。もちろん中学校の成績表や内申書では最悪の評点だったことは承知のうえで、沢辺先生が「北原、お前、やればできるじゃないか。すごいな!」と、非常に喜んでいる気持ちを込めて、褒めてくださった。先生が自分のことを見ていてくれる、そして心から褒めてくれる・・・これほど嬉しいことはなかった。そうか俺だって、やればできるのか・・・。その沢辺先生の一言が励みとなって、がむしゃらに勉強をするようになった。全く基礎がないのでとにかく丸暗記。そうすると次のテストも、そこそこに点数がとれ、沢辺先生にまた褒められた。勉強する褒められる、また勉強する褒められる。沢辺先生に褒めてもらいたいがために猛勉強を繰り返し、学年でトップになり、なんと卒業時には総代をつとめて、謝辞を読むまでになった。ビリからトップへと、僕の行き方には極端なところがあるが、それが生来のものか、それとも熱血漢の沢辺先生に触発されて育まれたものか、とにかくやればできることを実証した初めである。この成功体験は、今日に至るまで僕の自信の源となっている。
業務外の講師への取次は対応しておりません。