提供する価値・伝えたい事
地域社会の核であるべき商店街が、市場の変化に対応出来ず、変革できないまま疲弊状態に陥っています。
競合激化の大型量販店、コンビニ、ディスカウント、カテゴリー専門店、テナントビル等がひしめく流通業界、オーバーストア、小商圏化が進んでいる中で、多様化する街の生活者は商店街に何を求めるのでしょうか。
街の空洞化に歯止めをかけ、地域生活者の快適な暮らしと安全、安心、便利性、健康、楽しさ、賑わいを創出する、心豊かな地域密着の商店街を実現するには、商店主の変革と行政の強い指導力が必要です。
顧客のニーズ、地域社会に迎合する商店街を再生する為に、個々の利害、旧態依然の概念をキッパリ捨て、発想の転換と自己変革に取組む事が大切です。その為のアイデアとヒントを成功事例を交えて研修致します。
内 容
1.小売業態と商店街の50年間の変遷と歴史を検証。
小売業と市場の変遷を10年単位に検証し2010年以降の小売市場の方向を探る
1960年代 創業・育成期 ミニスーパー台頭、地元商店街の中に出店し共存共栄。
1970年代 発展、膨張期 量販店全盛時代、地元商店街と共存、駅前立地が主流。
1980年代 成長、安定期 コンビに、カテゴリー専門店、小売業の多角化・出店規制。
1990年代 新業態間競争 ドラッグ、100円ショップの台頭、郊外型立地に出店加速。
2000年代 店舗の大型化 ショッピングセンター開発、地域密着型スーパーの出店加速。
2010年代 商圏の2極化 中心商店街と大型小売業の展開、変化の方向はこうなる。
2.大規模小売業に大きく影響する大規模小売業告示(新告示)施行10の禁止行為とコンプライアンス。
3.【まちづくり三法】改正と改正薬事法施行が大型小売店と商店街にどの様に影響していくのか。
4.商店街の問題点と課題を整理。 活性化協議会の設立と推進体制、組織的活動を軌道に乗せるには。
5.商店街再生・取組課題。 <物売り一辺倒の商店街から生活便利創出の商店街への脱皮>
(1)商店主の啓蒙活動 (2)集い・コミュニティープラン (3)生活・福祉機能の充実 (4)娯楽施設
(5)シンボルロード化事業 (6)空き店舗活用計画 (7)駐車場整備 (8)歩行者優先道路の整備
(9)核テナント誘致活動 (10)遊歩道整備 (11)ミニパーク・賑わい広場 (12)観光事業・特産品開発
(13)祭り・イベント計画 (14)公共施設の集約 (15)少子高齢化対策 (16)公共交通の充実、その他
※街づくりは行政、商店会、商工会、専門アドバイザー、関係機関が一体となって取組む体制づくりが必要。
業務外の講師への取次は対応しておりません。