想定する対象者
小学校・中学校のPTA、その他教育関係者
提供する価値・伝えたい事
非行に走る大部分の子どもたちは、虐待の経験を持つ。その経験から,また我が子を虐待するという負の連鎖が生まれる。陰湿ないじめが原因の自殺も大きな社会問題と言えよう。
子どもたちが安心して生きられる社会こそが成熟した社会であり、そのために大人は何をなすべきか真剣に考えなければならない。
虐待が子どもに与えるダメージは、大人の想像以上に大きく、発達障害すら招きかねない。躾と虐待の違いを認識し、ありのままの存在を認めることにより、子どもは自己肯定感を育んでゆく。
「どう生きるか」は子ども自身が決めること。親は見守りながら、本物の生きる力を身につけさせることが大切。特に問題解決能力をいかに身につけさせるか。
いじめ問題も含め、困った時のあえぎ方、そして絶対に諦めない姿勢を教えていくことが重要である。
内 容
1.虐待の現状について
(1)虐待の定義(種類)
(2)虐待の影響
2.子どもの権利
(1)育つ権利
(2)安心して生きる権利
(3)生き方を決める権利
3.虐待防止
(1)「ノー」と言える子どもに
(2)子どもの叱り方
(3)一人で悩まない(ネットワークの活用)
4.自己肯定感と生きる力
(1)「ありのまま」を認める(人並み至上主義を捨てる)
(2)自尊心を育む言葉かけ
(3)生きる力の育て方
(4)人としての高等な感情を育てる
業務外の講師への取次は対応しておりません。