想定する対象者
中学校のPTA
何を考えているのかわからない。中学生の保護者か ら聞こえてくる声。思春期の中でも特に揺れ動くこの時期、子ども自身も勉強面や対人関係の悩みを抱える事が多い。併せて14歳は補導される最多年齢でもある。子育ての中で最も難しいこの時期をどう 乗り切るか、学校との関わりはどうあるべきか、子どもの心を読み解くことが重要である。
提供する価値・伝えたい事
中学生は新しい学習環境や身体的変化、自我の目覚め等、身体も心も大きな変化を経験する。もう子ど もではないが、しかし大人でもない。
性的な興味が 増す中で、高校受験という大きなハードルも越さな ければならない。我が子が小学生の頃の無邪気な笑顔を見せなくなると、親は一気に不安になる。
しかし、自身の中学生の頃を思い起こせばわかるように、親に見せる顔と友人に見せる顔が違ってくる年齢であることを理解し、全部を理解しようとしないことがこの時期の子 育てのコツとも言える。
ただ、子どもの顔色を伺うような態度は厳禁。顔色を伺わず、様子をきちんと見ていることが大切である。併せて子どもが自信に満ちた基礎を築けるよう、保護者として色々な場面で自尊意識が育まれるような言葉かけをする必要が ある。
内 容
1.中学生という時期
・新たな学習環境と身体的変化
・自我の目覚めと反抗期
2.中学生を取り巻く問題
・いじめ問題
・不登校
・少年非行・犯罪の現状
・ネット(携帯電話)による犯罪被害・加害
3.少年非行の現状を通して見る子どもたちの心
・少年犯罪の加害者の多くが虐待経験者
・寂しさで穴の空いた心
・プレッシャーで潰れる心
・成長しない幼い心
4.思春期の子どもへの対応
・10年ごとの親の覚悟とは
・顔色を伺わず様子を見る
・規範意識の育て方
・自尊意識・帰属意識の育て方
・「生きる力」「考える力」の大切さ
・みんな我が子と思う子育て
業務外の講師への取次は対応しておりません。